災害に備え、カセットボンベを備蓄している人もいると思います。そんな中、古いカセットボンベを使用するとガス漏れの恐れがあるとして、国民生活センターが注意を呼び掛けています。
■使用の目安は製造後7年
国民生活センターによると、カセットボンベは、未使用の状態でも製造から長期間経過したり、保管環境が適切でなかったりした場合、内部パッキンの劣化によりガス漏れする危険があるということです。
カセットボンベの使用の目安は製造後約7年だといいます。製造年月日を確認するとともに、表示のないものや、変形、さびがあるものは使わないようにするよう、呼び掛けています。
実際に、阪神淡路大震災の頃に購入したカセットボンベを使用したところ、ガスが漏れていて、火を噴いた事例があるということです。
空になったカセットボンベは、居住先の自治体のルールに従って廃棄する必要があります。ガスが残っていたり、処分方法が分からなかったりする場合は製造事業者もしくは、一般社団法人日本ガス石油機器工業会 カセットボンベお客様センター(電話番号:0120-14-9996)に確認するよう、アドバイスしています。
オトナンサー編集部