警視庁警備部災害対策課(以下、警視庁)が段ボールで椅子を作る方法について、Xの公式アカウントで紹介しています。
警視庁は「以前のポストから、多くの『いいね!』をいただいたものをご紹介します」とXでコメントした上で、2018年6月14日の投稿を引用リポスト。
この投稿では「東日本大震災では多くの方が避難所生活を余儀なくされました。避難所となる体育館などは、床が固く冷たい場所が多く、さらには直接床に座るとほこりを多く吸い込むことにもなります。厚手のダンボールがあれば簡単に作れますので、一度お試しください」などとコメント。
段ボールで椅子を作る方法について、次のように解説しています。
(1)段ボールとはさみとガムテープを用意。段ボールのふたの短い辺の真ん中辺りに切り込みを入れ、ふたを切る。同様に、反対側のふたも切る。
(2)切ったふたの端から底辺の二つの角にはさみで折り目を付ける。この作業を反対側でも行った後、切ったふたを内側に折り込む。
(3)折り目を押し込み、長い辺のふたを閉める。
(4)反対側のふたを重ねる。
(5)ふたが離れないようにガムテープで固定し、完成。
警視庁によると、段ボール椅子を作るのにかかった時間は10分ほどで、「意外に丈夫」だということです。
オトナンサー編集部