何よりも猫を一番に考えてしまうエピソードを描いた漫画「とっさに思うこと」が、Instagramで2万6000以上のいいねを集めて話題となっています。
横断歩道を渡ろうとして、車と接触しそうになった女性。まさに危機一髪の状況なのに、自分のことよりも真っ先に頭に浮かんだのは…。読者からは、「うちも猫がいるから分かる!」「自分より大切な存在ですよね」「何があっても帰らなくては、と思いますよね」などの声が上がっています。
■けがはなく無事だった
この漫画を描いたのは、ブロガーの「ぱるぱーる」さんです。Instagramやブログ「ナノトクラス」などで漫画を発表しています。ぱるぱーるさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.今回、漫画「とっさに思うこと」を描いたきっかけを教えてください。
ぱるぱーるさん「普段、家族や猫たちとの日常に関するエッセー漫画を描いているのですが、このエピソードはその一つです」
Q.このとき、けがはありませんでしたか。
ぱるぱーるさん「ちょっと心臓がドキッとした程度で、特にけがはありませんでした。相手のドライバーさんはペコッと頭を下げてすぐに行ってしまいましたが、当たっていないので問題ありません。もし当たっていたら、絶対に逃しませんよ(笑)」
Q.真っ先に猫のことが思い浮かんだことを、後でどのように感じましたか。
ぱるぱーるさん「『私の心の中は、やはり猫だらけなんだな』と思いましたね」
Q.このエピソード以外にも、「自分のことより猫のことが先に思い浮かんだ」という経験はありますか。
ぱるぱーるさん「自分が病気になったときは、『猫にうつるか、うつらないか』を真っ先に調べるようにしています」
Q.読者から、自分よりペットのことを優先して考えたり、非常時に備えたりしているというコメントがありました。ぱるぱーるさんは、ペットがいる生活での非常時のシミュレーションをしていますか。
ぱるぱーるさん「万全ではありませんが、災害時用の猫たちのご飯や簡易ケージなどは常に用意しています。この意見を聞いて、もう少しシミュレーションをして、さらに対策しておこうと思いましたね」
Q.漫画「とっさに思うこと」について、どのようなコメントが寄せられていますか。
ぱるぱーるさん「一番多かったのは、『もし自分に何かあれば、人間の家族より猫たちを心配する』というコメントでした」
オトナンサー編集部