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【漫画】10年前に戻った!? 母が17歳長男に掛けた“言葉”に「私もやっちゃいそう!」<作者インタビュー>

オトナンサー 2025年2月7日 8時10分

 子どもが成長してもついやってしまう母の習性を描いた漫画「長男17才に、10年以上前と変わらない声かけをしてしまう母」が、Instagramで1万6000以上のいいねを集めて話題となっています。

 17才になった長男と、ピアノリサイタルに行った母。道中で新幹線を見かけ、「長男! 新幹線だよ!」と、つい長男が幼児だった頃のように声を掛けてしまいました。すると長男は…。読者からは、「私も同じです」「グッときました」「私もやっちゃいそう!」などの声が上がっています。

■母親の言葉に息子は…

 この漫画を描いたのは、4人の男児を育てる母、いで あいさんです。Instagramでエッセー漫画を発表し、2023年には『親子で変わる! 朝が得意になるスゴい習慣』(メイツ出版)を出版しました。いで あいさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.このエピソードを漫画にしようと思った理由を教えてください。

いでさん「元子鉄(鉄道好きの子ども)だった長男17歳に、10年前と変わらない声掛けをしている自分に気付きました。この10年間ですっかり成長した長男と、あの頃のまま置いて行かれる母…。何だか感慨深くて、漫画に残しておこうと思いました」

Q.「新幹線だね!」と言ってしまった後で、「間違えた!」と気付いたのでしょうか。

いでさん「少し間違えているのは分かっているのですが、言わずにはいられない、という感じです(笑)」

Q.このときの息子さんの対応は、どのような感じだったのでしょうか。

いでさん「『あ、本当だー、新幹線だー』と、棒読みで返してくれました(笑)。塩対応ではなく、『母の気持ちをくみ取ってくれたのかな?』というような感じでした」

Q.息子さんは、母のこのような対応を嫌がることはありませんか。

いでさん「息子も、親子でいろいろなものにのめり込んだ時期の記憶がちゃんとあるようで、面白そうに聞いています。でも、ときどき『俺、もう〇〇歳』と返されたりもします」

Q.分かってはいても、なかなか変えられないものでしょうか。

いでさん「そうですね、子どもにとっては遠い昔なのでしょうが、親にとっては『子どもが小さかった頃』って、ついこの間なんですよね。大切なキラキラした記憶すぎて…」

Q.この作品にどのようなコメントが寄せられましたか。

いでさん「『母だけ取り残される攻撃…私もやられています!』や、『同じく! ついつい子どもが小さかったときに好きだったものを見ると、はしゃいでしまいます』、『あ! 飛行機! と言ってしまいます』など、共感の声をたくさん頂きました。私と同じことをしている人がいるんだなあ、とうれしく思いました。

また、まだお子さんが小さい人たちからは『ああ、うちの子も17歳になるんだな~とグッと来ました』や、『ああ、10年後の私だ!』という声がありました」

オトナンサー編集部

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