大東建託(東京都港区)が2025年2月5日、「子育て世帯の街の住みここちランキング2024<首都圏版>」を公開。今回は自治体別の住みここちランキングを紹介します。同ランキングの調査は、首都圏(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)居住の20歳以上50歳以下、既婚で子どもがいる「子育て世帯」を対象にインターネットで実施。2020~2024年の5年分の回答を累積して集計したとのことです。
評点は、今住んでいる街への評価について、「大変満足している」を100点、「満足している」を75点、「どちらでもない」を50点、「不満である」を25点、「大変不満である」を0点とした場合の平均値です。
■2位は「穏やかで賑わい」のある街
3位は「埼玉県さいたま市浦和区」(評点76.5)でした。回答者からは「歩道が広くきれいに整備されている。駅から少し離れると閑静な住宅街である。スーパーやドラッグストアが充実している」(42歳女性・パート)、「塾が多く学校もしっかりしていて、子どもの教育面で満足している。治安もよく、安心して住めるところがよい」(42歳女性・パート)、「教育環境が充実している。治安がいい」(41歳女性・専業主婦)といった声が寄せられたとのことです。
2位には「東京都武蔵野市」(評点76.8)がランクイン。「治安のよさ、福祉への力の入れ方など行政の対応がいい。子育てしやすく、子どもが巣立ち、自分が年をとった後のイメージも持ちやすい」(33歳男性・技術、研究職)、「お年寄りや小さな子供がいるご家庭、若い子も住んでいる。穏やかで賑わいのある街」(45歳女性・専業主婦)、「大きな公園が近くにあって、みんなの憩いの場となっている。買い物もスーパーが近くにあり、道路もあまり混んでいないので満足している」(35歳男性・製造、現場作業職)といったコメントがあったということです。
そして、1位は「東京都中央区」(評点77.1)でした。「街がとてもきれいで歩道も広いから安心して過ごせる。 商業施設も充実しているが比較的落ち着いている」(43歳女性・製造、現場作業職)、「スーパーや薬局、児童館や公園などが徒歩圏内に複数あり、とても子育てがしやすい」(38歳女性・専業主婦)、「区画整備されており、道路が広く歩きやすい」(40歳男性・管理職)などの回答が集まったとのことです。
調査結果を受け、同社は「『行政サービス』や『親しみやすさ』の評価が高い自治体が上位に多くランクインしており、『行政サービス』『親しみやすさ』『賑わい』因子の評価が、子育て世帯の住みここちのよさに繋がっているようです」とコメントしています。
オトナンサー編集部