寒波の影響で2月3日から同月9日にかけ、北日本から西日本の広い地域で大雪となりました。同月10日には福島市の県道で雪崩が発生し、旅館の宿泊客や従業員が一時孤立する事態となり、今後、雪の多い地域に行くときは雪崩に注意が必要です。そんな中、警視庁警備部災害対策課(以下、警視庁)が雪崩の前兆現象について、Xの公式アカウントで紹介しています。
警視庁は「2月は雪崩が多く発生しています」とXでコメント。その上で「雪崩が発生する前には、前兆現象が起きる場合があり、主な現象として、雪庇(せっぴ)、スノーボールなどがあります」と紹介しています。
雪庇とは山の尾根から雪が張り出している現象、スノーボールとはボールのような雪の塊が斜面を転がる現象だといいます。
警視庁は「雪山で前兆現象に遭遇したら、雪に衝撃を与えないよう注意して避難しましょう」と注意を呼び掛けています。
オトナンサー編集部