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素材の味が凝縮、野菜が抜群においしい  そんな無水料理に挑戦したい人のための入門書

OVO [オーヴォ] 2024年1月16日 11時0分

 ぴったりとふたを閉じた重い鍋で、水を加えず食材そのものの力で調理する無水料理。素材の味が凝縮され、栄養素も逃さず健康的。今年は無水料理に挑戦、という人のための入門書『はじめてのストウブ無水調理』(大橋由香著、主婦と生活社、税込み1680円)が発売された。

 ストウブは、フランスの鋳物ホーロー鍋。水を加えずに調理できるのがいちばんの特徴で、素材のうまみが凝縮して、火にかけるだけでおいしい料理が作れる調理器具だ。たとえば肉じゃがも、水を使わないから調味料も少なくてすみ、熱伝導がいいので短時間で“味しみしみ”。カレーも無水で作ると野菜の甘みが引き出され、わずか5〜15分の煮込み時間でも何日も寝かせたような味わいになる。揚げものもふたをすることで、少ない油で揚げ焼きができ、ふっくら仕上がる。自家製ベーコンなど、スモーク料理も得意技だ。

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