それなりにマイルをためていたものの、2020年以降海外旅行に行くことができなかった。有効期限を迎えるJALマイルの延長手続きは行わず、国内での旅行で使い切った。
そろそろ次の3年に向け、海外旅行の計画からJALマイル目標額を設定することにした。
国内旅行に利用するよりも確認すること、考えるべきことが多いので今回は順を追ってどれくらいのJALマイルが必要になるかの確認手順を紹介する。海外での特典航空券利用者には既知の内容かもしれないが、初めて計画する方など参考にしてほしい。
1.予約開始可能タイミングを確認する
筆者が最後に予約を行ったのは2017年になる。当時とルールが変わっているか確認をしたところ、2024年3月26日(火)より予約開始日が変更になるとのお知らせが掲載されていた。360日前の0:00予約スタートに変更となっている。
以前は予約が朝スタートであり、会社を休んで対応していたが、その必要がなくなりそうだ。
次回旅行予定は2027年のため、2026年に入ったら再度ルールを確認する。
2.必要マイル数を確認する
今回の計画は日本からヘルシンキ経由でイタリアへ。イタリアからは陸路と別途保有しているデルタ航空のマイルを利用しヘルシンキへ。ヘルシンキから日本に戻るという旅程である。
JALのサイト内「提携社特典航空券」ページ「マイル計算機」メニューから空港の名称もしくは略称を記載し、必要マイル数を算出する。今回は総旅程距離1万1,376マイルで1万1~1万2,000のレンジに収まり必要マイルはビジネスクラスで10万マイルだと判明した。
3.有効期限と残り必要マイル数を確認する
マイルの有効期限は36か月となるため、予約開始期間より前に失効するマイルは利用できない。2026年6月までに失効するマイルは他の予約等に活用したい。
筆者は国内旅行で使い切ったため、既存マイルは全て次回の旅行に利用できることが確認できた。
4.マイルの増え具合を確認する
10万マイルに向けて、まずは直近JALマイルがどの程度増えているか確認する。JALサイトマイル詳細画面内「有効期限別マイル詳細」で1か月ごとの付与マイルが確認できる。
筆者の場合、ここ半年は月3,000マイル獲得している。
5.マイルをどのように増やすか戦略を立てる
筆者は月3,000マイル増えているため、今後2年半同様にマイル獲得できた場合は108,000マイルに到達する。
当面は現状通りのサービス利用で問題がなさそうだ。JALマイルを増やすにはフライト、クレジットカード、その他サービスの利用に加えて他社ポイント交換、キャンペーン参加などがある。
獲得マイル数に変化が生じ、マイル数が足りなくなってきた場合はエポスポイント、TOKYU POINT、Pontaポイント、dポイントといったポイントをJALマイルに交換するなどのマイル増量戦略が必要になる。
逆に、これらのポイントをマイルに交換せず、それぞれのポイントとして利用できると出費を抑えられることがここ3年で実感できたため、JALマイルに交換し過ぎず、各ポイントを有意義に使い切りたい。
適宜進捗(しんちょく)を確認し、バランスを取りながら旅行に向けてマイルを準備していきたい。
6.JALのルール改正に気を配る
ルールは適宜変更されていく。今回の調査でも予約開始日が変更になっていた。最新情報をチェックしながら、目標達成のために何が必要か、軌道修正を行っていく。
このような手順を踏んで、3年にわたるJALマイル獲得~利用の目標を立てた。どうやって複数年単位で10万単位のマイルをため、旅行を目指すか不明な方や、計画が崩れてしまう方などへのヒントになれば幸いだ。