三菱UFJカードでは、2024年7月31日(水)まで、対象のコンビニや飲食店などで最大19%のグローバルポイントを獲得できるキャンペーンを実施している。
早速筆者も利用してみることにした。
いつでも5.5%のグローバルポイントを獲得できる特典がベース
最大19%のグローバルポイントを獲得できるのだが、まずは基本のポイントを確認する。
三菱UFJカードの利用でたまるポイント「グローバルポイント」は、月間利用額に対して1,000円につき1ポイントだ。1ポイント=5円相当と考えた場合の還元率は0.5%。
この通常のポイントに加え、対象店舗で利用すると最大10%のグローバルポイントを獲得できる。対象店舗はセブン-イレブン、ローソン、コカ・コーラ自販機、ピザハットオンライン、松屋・松のや・マイカリー食堂となり、通常の0.5%分と合わせると、5.5%還元という事だ。
例えば、1か月5,000円を対象加盟店で利用した場合、通常のポイントが5ポイント、特典分が50ポイントで合計55ポイントの獲得。1ポイント=5円と考えると275円相当となり、5,000円で275円相当の還元=5.5%還元だ。
対象カードは三菱UFJカード、三菱UFJカード・ゴールドプレステージ、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード。
この通常特典の5.5%に加えてキャンペーンの特典が追加となる。
グローバルポイントは何に使えるの?
5.5%のポイントを獲得したとしても、たまったグローバルポイントは何に使えるのか。
おすすめは電子ギフト券だ。特に、Amazonギフトカードへの交換の場合は、1ポイント=5円相当として交換できる。5.5%還元表記は1ポイント=5円で計算した場合のため、1ポイント=5円未満の交換の場合は還元率は下がる。
Apple Gift CardやGoogle Playギフトコードなども電子ギフト券交換先にあるが、125ポイント=500円分と1ポイント=4円計算となるため、現時点ではAmazonギフトカードへの交換が良いだろう。
比較的簡単な条件をクリアで10%還元に
グローバルポイントの基本的なたまり方、使い方が分かったところで、今回のキャンペーン分を確認する。
キャンペーンは条件をクリアすると最大19%還元となるが、エントリーが必要だ。まずは、キャンペーンページからエントリーしよう。
比較的簡単に条件をクリアできるのがMUFGカードアプリのログインと、支払口座を三菱UFJ銀行に設定すること。
★MUFGカードアプリにログイン:+0.5%
MUFGカードアプリをダウンロードしログインすると+0.5%となる。利用明細を確認するためにもアプリはインストールした方が良く、ほぼ無条件で+0.5%となるため、確実にインストール+ログインしておこう。
■支払口座を三菱UFJ銀行に設定:+4.0%
続いて、支払口座を三菱UFJ銀行に指定すると+4%のポイントを獲得可能だ。
筆者は元々三菱UFJ銀行の口座をひも付けていたが、三菱UFJ銀行の口座を保有していない場合は銀行開設からしなければならない。銀行口座を開設する場合は、若干ハードルは高いが、既に三菱UFJ銀行の口座を保有していた場合は、簡単に条件をクリアできる。
少し頑張ればクリアできる条件クリアで14%還元
MUFGカードアプリのログイン+支払口座を三菱UFJ銀行に設定するだけで5.5%+0.5%+4.0%=10%還元となるが、さらに還元率をアップするには、少し頑張る必要がある。
★1か月の利用金額が3万円以上:+0.5%~1.5%
1か月の利用料金が3万円以上で+0.5%、5万円以上で+1.0%、10万円以上で+1.5%還元となる。期間中の毎月達成する必要はなく、1か月でも達成すれば良い。
また、対象店舗での利用金額ではなく、全ての利用料金が対象となるため、3万円はそれほど難しくはないだろう。
筆者は2月に10万円以上利用したため、1.5%還元はクリアした。
★Apple Pay・App StoreなどでAppleサービス・Google Playのいずれか利用:+0.5%
こちらの条件も簡単にクリアできると思っていたが、筆者が利用しているカードは三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードとなり、Apple Payの登録ができない。Apple Payに登録できるのはVisa、Mastercardのため、それ以外で考える必要がある。
今回は、Google Playで利用する事にして+0.5%もクリアした。
★携帯電話料金・電気料金の支払い:+0.5%
携帯電話料金または電気料金をカード払いに設定すると+0.5%還元だ。
対象はドコモ(ahamo含む)、au(povo含む)、ソフトバンク(LINEMO含む)、ワイモバイル、グローバルポイントでんき、北海道電力、東北電力、北陸電力、東京電力、中部電力ミライズ、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力、auでんき。
それ以外の携帯電話料金や電気料金の支払いに設定していても対象外となる。
筆者はauの支払い方法をau PAYゴールドカード、ソフトバンクをPayPayカード ゴールドに設定しているため、残りは電気料金、ドコモ、ワイモバイルだ。ワイモバイルは、「ソフトバンクまとめて支払い」を利用するために還元率の高いカードをひも付けており、ドコモ料金の支払い方法を三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードに変更。これで+0.5%もクリアだ。
★4つ達成:+1.5%
「アプリログイン」「3万円以上の利用」「スマホでの支払い」「携帯電話料金 or 電気料金の支払い」の4つをクリアすると+1.5%となる。
今回は4つクリアしたため合計14%還元までアップできた。
最難関は「分割払い」or「楽Pay」で+5.0%
★「分割払い」 or 「楽Pay」:+5.0%
最も難しい条件は「分割払い」を期間中に1万円以上利用(3回以上が対象)、またはリボ払いの「楽Pay」に登録となる。
3回分割払いでは手数料が発生し、楽Payは設定金額を上回らなければ手数料はかからない。しかし、楽ペイで設定できる毎月の支払金額は、最高10万円までとなるため、10万円以上利用するとリボ払いになってしまう。
今回は、1か月の利用料金が10万円を超えると+1.5%となる条件をクリアしたため、楽ペイで10万円を設定すると、リボ払いになってしまうため、+5%は諦めることにした。
最大19%還元は対象店舗で2万9,000円の利用分まで
最大19%還元キャンペーンは2024年7月31日(水)までとなるが、利用期間・参加登録期間が2回に分かれている。
1回目は2024年2月1日(木)~4月30日(火)まで、2回目は5月1日(水)~7月31日(水)までとなり、各利用期間で、それぞれ合算で2万9,000円までとなる。なお、2万9,000円を超えた利用分については5.5%還元となる。
1回目のポイントアップ分が付与されるのは9月請求時、2回目のポイントアップ分が付与されるのは12月請求時だ。
今回は、年会費が2万2,000円(税込み)の三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードでの利用を紹介したが、一般カードの三菱UFJカードでも条件は同じだ。
三菱UFJカードの年会費は初年度無料、2年目以降も年1回以上のショッピング利用で年会費が無料となり(それ以外は税込み1,375円)、実質年会費無料で利用できる。
なお、三菱UFJ銀行の引き落とし以外の特典(特典の先頭に★が付いている特典)は2024年8月以降も継続予定となっており、+4%を除くと10%まではアップできるだろう。
Oliveフレキシブルペイはコンビニなどで最大20%還元となり、今後もコンビニなどで高還元カードは増えていきそうだ。