Oliveフレキシブルペイや三井住友カードを対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済を利用すると7%還元となる特典がある。
この特典を2024年1月に積極的に利用してみることにした。
筆者が利用しているカードはOliveフレキシブルペイ プラチナプリファードだ。年会費は3万3,000円(税込み)と高額だが、SBI証券でのクレカ積立で5%還元や年間利用額に対して100万円ごとに1万ポイントなどで、年会費は十分回収できる。
ただし、基本的な対象コンビニや飲食店でスマートフォンのタッチ決済を利用すると7%還元となる特典については年会費無料の三井住友カード(NL)やOliveフレキシブルペイと同じため、年会費が高いと思わずに読み進めてほしい。
利用しているカードを書いた理由は、通常還元率が1%となり、他の三井住友カードとのたまり方が若干違うためだ。
年会費無料の三井住友カード(NL)などでは、通常0.5%だが、対象のコンビニや飲食店での利用の場合は+6.5%となる。一方、通常還元率が1%のOliveフレキシブルペイ プラチナプリファードや三井住友カード プラチナプリファードは+6%還元だ。つまり、7%還元は年会費無料のカードでも3万3,000円(税込み)のカードでもたまるポイント数ほぼ同じとなる。
筆者が2024年1月に利用したのは以下の通り。
対象店舗 | 金額 |
ガスト | 6,950円 |
ココス | 4,070円 |
ローソン | 3,089円 |
セブン-イレブン | 6,225円 |
Amazon.co.jp | 100円 |
SBI証券 | 5万円 |
合計 | 7万434円 |
合計2万334円の支払いでどのくらいのポイントを獲得できたのか。実際のポイント明細は以下の通り。
まず、上記のポイントは上乗せ分のポイントとなるため+6%分のポイントのみ。ココスは4,070円に対して6%のため244.2ポイント≒244ポイント。
ガストは「すかいらーくグループ」となり、6,950円に対して6%のため417ポイント。ローソンは3,089円に対して6%のため185.34ポイント≒185ポイント、セブン-イレブンは6,225円に対して6%のため373.5ポイント≒373ポイントと一致する。
残りのポイントは、通常のポイントと一緒に付与されるため、SBI証券でのクレカ積立分を除く2万434円に対しての1%である204.34ポイント≒204ポイントの獲得だ。
ここまでが、7%還元の特典となり、年会費無料の三井住友カード(NL)やOliveフレキシブルペイでも獲得できるポイント数はほぼ同じとなるはずだ。
さらに、Vポイントアッププログラムや家族ポイントが付与される。
Vポイントアッププログラムとは、さまざまな条件をクリアすると対象コンビニや飲食店での7%還元にさらにポイントが上乗せされる特典だ。アプリログインで+1%、SBI証券で最大+2%などの特典がある。
家族ポイントは対象のカードを家族が保有し、家族ポイントのプログラムに申し込むと、1人追加で+1%(最大5%)となる。
筆者はVポイントアッププログラムで+2.5%=508.575ポイント≒508ポイント、家族ポイントで+1%=203.43ポイント≒203ポイントで最大10.5%となるはずで、Oliveフレキシブルペイや三井住友カードはポイントがザクザクたまる事がわかるだろう。
ポイント内訳 | 獲得ポイント |
通常のポイント | 204ポイント |
+6%分のポイント | 1,219ポイント |
Vポイントアッププログラム | 508ポイント |
家族ポイント | 203ポイント |
合計 | 2,134ポイント |
2024年4月22日(月)にはVポイントとTポイントが統合。Tポイントの加盟店でもVポイントの利用が可能になる。
ポイントがザクザクたまる年会費無料のOliveフレキシブルペイや三井住友カードは1枚持っておくと、コンビニや飲食店でおトクに使えるだろう。