コカ・コーラの自販機で新たに始まるのが「自販機チャージ」だ。
Coke ON対応自販機で、独自電子マネー「Coke ONマネー」にチャージする事ができるサービスとなり、10円、50円、100円、500円を自販機でチャージする事ができるようになる。
筆者はどうしても現金が必要な場合は紙幣で購入し、おつりの小銭はポケットに入れ、帰宅後にビンに入れている。ビンがいっぱいになると、銀行に持っていき入金してもらっていたが、現在は窓口で小銭を入金すると、枚数に応じて以下のような手数料が発生する。
ゆうちょ銀行 | 三菱UFJ銀行 | みずほ銀行 | 三井住友銀行 | |
50枚以下 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
51枚以上、 100枚以下 |
550円 | |||
101枚以上、 300枚以下 |
825円 | 550円 | 550円 | |
301枚以上、 500枚以下 |
550円 | |||
501枚以上、 1,000枚以下 |
1,100円 | 1,100円 | 1,320円 | 1,100円 |
1,001枚以上 | 500枚ごとに 550円加算 |
1,650円 以降500枚ごとに 550円を加算 |
1,980円 以降500枚ごとに 660円加算 |
500枚ごとに 550円加算 |
コンビニATMは小銭の扱いはなく、小銭をどうするか悩んでいた。
この小銭を自販機で電子マネーにチャージできるサービスが開始すれば、ポケットに入れている小銭を帰宅途中などで電子マネーにチャージして軽くすることができ、ビンに入れる小銭自体を減らすことが可能だ。チャージ済みの電子マネーは、次回ドリンクを買うときに使える。
自販機の運営はおつりを用意する必要があり、現金チャージでおつりが補充される。さらに、「自販機チャージ」には、おつりチャージ機能もあり、おつりとして現金が出ていくことも防ぐ事が可能だ。
Coke ONマネーは、コカ・コーラ社製品しか購入できないため、他で使われる事もない。チャージした金額はいずれ使ってくれるはず。
自販機の小銭が増え続けるような事がなければ、自販機チャージは自販機側も利用者側もメリットがある仕組みとなり、今後、さまざまな自販機で同能の機能が搭載されるかもしれない。