前回、エルメスのなかなか手に入らないバッグを外商カードで入手したが、今回も別のバッグを購入。
パートナーいわく「卒業式はエルメスの○○が正式だから」とよくわからない理論で購入するとのこと。そんな「正式」はないはずだが…。
ただし、このバッグは店舗に行っても普通に購入することができず、ネットで検索してもヒットするのは中古品ばかり。さらに、中古にもかかわらず正規品よりかなり高い。
手に入らない ⇒ どうしても手に入れたい ⇒ 高くても中古で購入という流れで、新品よりも値が上がっているようだ。
しかし、筆者はバッグについてはよくわからないため、中古品を購入して、偽物なんて事があっても微妙なので、やはり新品で購入したい。
店舗でバッグについての要望を伝えて待つこと数カ月。ようやくバッグが入荷した。卒業式前でギリギリ間に合った。
購入時に値段が判明。先日購入したバッグよりも大幅に値上がり。円安の影響だろう。海外からの旅行者が買う時には円安の影響でそれほど気にならないが、国内在住の場合は値上がりはかなり痛い。
同じバッグを再度ネットで検索してみると販売価格は倍の値段となっている。倍の値段で中古品を購入するメリットはあるのだろうか?「スグに欲しい(通常購入の場合、入荷時期は不明)」「この色・サイズが欲しい(色やサイズを細かく指定すると入荷まで時間がかかる)」と言う場合には中古で買うメリットはある。
なお、エルメスのバッグは外商カードだから購入できるわけでもない。かなり前までは百貨店のテナントとして入っている場合、バッグが店頭に出たタイミングで購入しておくという事ができたようだが、最近は外商でも購入は非常に難しいとのこと。
筆者の担当の方も、これまでお客さんと一緒に今回のバッグを購入できたのははじめてだと言っており、外商だから手に入るという物でもない。
では外商カードにはメリットはないのだろうか?
通常、エルメスで特定のバッグを購入する場合は、担当がつかなければ簡単にバッグを買うことはできない。一方、外商の場合は最初から担当がつくため、普通に店舗に一見客として行くよりも圧倒的に有利だろう。
以前よりも外商カードのメリットは減ってきているのかもしれないが、それでも手に入りにくい商品を手に入れたい場合には、百貨店のさまざまなルートを使えるのは大きい。