筆者は2023年10月から毎月、2週間ほどの期間限定でau PAYマーケット限定Pontaポイントが付与されている。
au PAYマーケットの買い物に縛られると競合サイトに比べ買い物したいアイテムの選択肢が限られたり、価格や送料が高く付与されたポイントを利用してもトクにはならなかったりと、毎月買い物をする気にはなれず、失効させていた。
しかし、使い道が見つかり、ポイントを利用できた。今回は使い方の一つとして紹介する。
アクセスしづらい「au PAYマーケット関連サービス」の「その他」が便利
au PAYマーケットのトップページにアクセスし、下部にスクロールしていくと、「Pontaポイントをおトクに活用! au PAYマーケット関連サービス」と書かれたエリアにふるさと納税、レストラン、宿泊、エンタメといったアイコンが並んでいる。
そのうちレストラン、宿泊、エンタメのいずれかのアイコンをクリックすると別ページに移動する。移動したページの上部にレストラン、宿泊、エンタメ、その他というメニューが表示されるので「その他」にアクセスしよう。
「デジタルチケット」に交換し、利用場所と有効期限を変える
その他カテゴリーには宅配クリーニング、オンライン講座、習い事教室といったものがあるが、今回紹介するのは「デジタルチケット」カテゴリーだ。
ファストフード、カフェ、レストランといった飲食店のデジタルギフト、またTOHOシネマズギフトカードが購入できる。
購入の際は有効期限に留意したい。ミスタードーナツは6か月、ケンタッキー・フライド・チキンは2年といったようにバラバラのため、それぞれの商品説明をよく確認しよう。
使い方も購入前に要確認
デジタルギフトとひとまとめのジャンルにされているが、利用方法も各社ばらばらだ。
例えばモバイルモスカードは公式アプリのインストールが必須で残高にチャージして初めて利用できる。逆にタリーズデジタルギフトはタリーズカードにチャージはできず、複数枚利用やタリーズカードとの併用ができない。
会計スタイルにも合致したギフトか確認しよう。
購入時の注意点
購入の際はリーベイツなどのポイントモールを経由するとプラスで購入ポイントを得られる。また、支払いはau PAYカード、au PAY残高、auかんたん決済に限定される。
筆者はケンタッキー・フライド・チキンの最低金額である500円のデジタルギフトを購入。アプリにチャージして合算している。月々500円のチャージであれば、有効期限が2年あれば問題なく使い切ることができる。
この使い道にしてからau PAYマーケット限定ポイントの付与がうれしいものになり、外食費用が一部ポイント充当でき助かった。
Pontaの限定ポイントに注目
このタイミングでau PAYマーケット限定ポイントを紹介したのはKDDIによるローソンTOBが発表されたことも影響している。
Pontaの限定ポイントが今後au PAYマーケット関連からローソン限定ポイントに変更される可能性もあるのではないか。その方がユーザーの囲い込みには有効であろう。Ponta限定ポイントの動向に注目したい。
とはいえ当面はau PAYマーケット関連でしか利用できないため、使い道に困った際は、「au PAYマーケット関連サービス」を確認してみてはいかがだろうか。