ふくアプリでは、2024年3月16日(土)より、福井県内の鉄道やバスなどの企画乗車券きっぷを購入・利用できるデジタルチケットサービス「ふくいMaaS」を開始した。
ふくいMaaSは、複数の公共交通など移動サービスを最適に組み合わせた企画乗車きっぷを、経路検索から購入・決済・利用を「ふくアプリ」を通じて提供する。地域住民に加え、北陸新幹線福井・敦賀延伸で増加する観光客の利便性向上を目指す。
企画乗車きっぷは、金土日に2,900円で29時間、えちぜん鉄道・福井鉄道・京福バスが乗り放題になる「ふくふくきっぷ」や、養浩館庭園・大本山永平寺・一乗谷朝倉氏遺跡を周遊できる交通パス「福旅」など計14種類を販売する。クレジットカードだけでなく、「ふくアプリ」で展開する福井県のデジタル地域通貨「ふくいはぴコイン」でも決済可能だ。
「ふくいはぴコイン」は、2023年11月に開始した自治体やコミュニティー内で利用できる決済サービスとなり、プレミアム付地域商品券や子育て事業などで利用できる。2023年度は利用者による任意チャージ機能はない。
北陸新幹線福井延伸に合わせ、3月16日(土)・17日(日)は、福井市地域交通課がJR福井駅・福井市観光交流センターで「ふくいMaaS」紹介ブースを設置し、「ふくいMaaS」の使い方などをサポートする。