JRE BANKが人気だが、JRE BANKをおトクに使う場合は、ビューカードもセットで使った方が良い。
JRE BANKとは「ビューカードが楽天銀行を所属銀行とする銀行代理業者として各種契約締結の媒介を行うサービスです」とあるように、銀行機能は楽天銀行が、それ以外の特典はビューカードが提供しており、やはりビューカードを持っていた方がおトクだ。
ただし、各特典でビューカードの引落口座に指定する場合、「iiマークのあるカード」について書かれており、iiマークのあるカードは対象外と明記されている。
この「各カードの機能比較表」のリンクにアクセスすると、対象カードは以下のカードが掲載されている。
- 「ビュー・スイカ」カード
- 「ビュー・スイカ」リボカード
- ビューゴールドプラスカード
- 大人の休日倶楽部ジパングカード
- 大人の休日倶楽部ミドルカード
- ルミネカード
- JALカードSuica
- JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
- ビックカメラSuicaカード
- JRE CARD(Suica・定期券なし)
- JRE CARD(Suica付)
- JRE CARD(Suica定期券付)
上記以外にも以下のカードもビューカードだ。
- イオンSuicaカード
- 横浜バンクカードSuica
- ANA VISA Suicaカード
- みずほマイレージクラブカードセゾンSuica
- SMBC CARD Suica
- スーパーICカードSuica「三菱UFJ-VISA」(新規入会終了)
- TOYOTA TS CUBIC VIEW CARD
この「イオンSuicaカード」などの券面にはiiマークがついており、これらはビューカードでも口座振替などで特典にはつながらない。
iiマークのあるカードはJR東日本と提携している他社(イオンSuicaカードはイオン銀行)が発行しているカードとなる。
ANA VISA SuicaカードやイオンSuicaカードなどはビューカードだが、たまるポイントはそれぞれ独自のポイントとなり、クレジットカードの明細などの確認画面もVIEW’s NETではない。従って、引落口座にJRE BANKを設定したとしても、JRE BANK側では把握できないはずだ。
そのため、JRE BANKを利用するのであれば、イオンSuicaカードなどのiiマークのないビューカードを利用するのが重要となる。
年会費無料のビューカードとしては「ビュー・スイカ」リボカードもあるが、こちらはリボ専用カードのため、おすすめしない。
筆者のおすすめとしては、「ビックカメラSuicaカード」となり、年会費は初年度無料、年1回以上のクレジット決済があれば2年目以降の524円(税込み)が無料だ。
また、筆者が持っている「JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード」もおすすめだ。年会費は2万900円(税込み)と高額だが、JALカードのゴールドカード特典、ビューカードのゴールドカード特典を利用できる。
JALカードのCLUB-Aゴールドカードとしては、毎年初回搭乗ボーナスとして2,000マイル、搭乗毎に25%ボーナスマイルを獲得できる。ショッピングマイル・プレミアムが自動付帯となるため、ショッピング利用時には100円(税込み)につき1マイルたまる。
ビューカードのゴールドカードとしては、モバイルSuica定期券は6%還元、モバイルSuicaグリーン券購入やえきねっとで新幹線eチケットを利用すると10%のJRE POINTを獲得可能だ。東京駅構内にあるゴールドカード会員専用ラウンジ「ビューゴールドラウンジ」も利用できる。たまったJRE POINTを1,500ポイント=1,000マイルとして交換する事もできるため、JALマイラーであれば持っていても良いだろう。