最近立て続けにクレカを申し込んでいるが、今回は三井住友カード(CL)を申し込んだ。
三井住友カード(CL)の年会費は無料、プラスチックカードを発行しないカードとなる。基本的なスペックは三井住友カード(NL)と同等となり、プラスチックカードを発行するか発行しないかの違いだろう。
三井住友カード(NL) | 三井住友カード(CL) | |
年会費 | 無料 | 無料 |
プラスチックカード | ○ | ─ |
ポイントプログラム | Vポイント | Vポイント |
通常ポイント付与率 | 0.5% | 0.5% |
対象コンビニ・飲食店 | +6.5% | +6.5% |
Apple Pay | ○ | ○ |
Google Pay | ○ | ○ |
筆者は三井住友カード(NL)を保有しており、カードが発行されないだけの三井住友カード(CL)を申し込む必要はない。
今回は、Oliveフレキシブルペイに三井住友カードを追加できる機能が開始した事で、カードが発行されない三井住友カード(CL)を申し込み、Oliveフレキシブルペイのカードに登録し、プラスチックカードで利用してみようと思ったためだ。
最短10秒で発行される「即時発行」で申し込んだが、「即時発行の利用基準に満たなかったため」とのことで、通常審査となるようだ。ここ1か月で複数のクレカを申し込んでいるため、即時発行の基準に満たないのはその通りと思われる。
後日、審査結果のメールが届き、カードが発行されるとのこと。三井住友カード(CL)はプラスチックカードは発行されないため、カード利用手続きが必要となる。
メール内にあるリンクからカード利用手続きを行おう。審査結果のメールに書かれている申し込み番号を入力して手続きを進める。手続き途中で、VpassのID・パスワード設定画面が表示された。
三井住友カード(CL)が三井住友カードではじめてのクレジットカードであればそのまま手続きを進めれば良い。しかし、2枚目以降の場合、新たにVpass IDを取得すると既に保有しているVpassのIDに統合する必要がある。
「おまとめログインサービス」はあるが、三井住友カードのVpassの場合、カード審査結果メール到着の翌日に自動登録されるはずだ。
翌日、Vpassにログインすると、やはり「三井住友カード(CL)」が追加された。
なお、今回申し込んだのはVisaブランドとなる。フレキシブルペイに追加できるのはVisaブランドのみなので、三井住友カード(CL)をフレキシブルペイで利用したい場合はMastercardブランドではなくVisaブランドを選ぼう。
三井住友銀行アプリのフレキシブルペイに「三井住友カード(CL)」を追加し、支払いカードを「三井住友カード(CL)」に設定。
三井住友カード(CL)の通知設定を確認し、メールのみの通知だったため、メールとアプリでの通知に変更。
この状態でOliveフレキシブルペイ プラチナプリファードのカードで決済してみる。
セブン-イレブンでカードによるタッチ決済を行う。セブン-イレブンではカードのタッチ決済よりもスマホのタッチ決済の方がおトクだが、物理カードで三井住友カード(CL)を使えるかどうかのチェックのため、プラスチックカードのタッチ決済を利用した。
三井住友カード(CL)として通知があったため、Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードのプラスチックカードを利用してプラスチックカードが発行されない三井住友カード(CL)を利用できる事がわかった。
今後、三井住友銀行のOliveフレキシブルペイのカード1枚を発行すれば、三井住友カードはカードレスのクレジットカードを発行するだけで良い。消費者は1枚のカードで5枚のVisaブランドカードを使い分けることが可能だ。
以前、複数のカードを1回に入れられるカード「Fuze Card」などもあったが、ようやく現実的なカードが誕生したと言えるだろう。