三越伊勢丹ホールディングスの株主優待カードが届いた。
百貨店の株主優待カードは、対象クレカなどで決済すると10%OFFとなる、非常におトクなカードだ。ポイントはつかないが、クレカでは還元率が高くないデパ地下でも10%OFFになるのがメリット。
なお、三越伊勢丹ホールディングスの場合は保有株数に応じて利用限度額があり、以下のようになっている。長期保有特典としては、300株以上の株主の場合、利用限度額が2倍となる特典もある。
3月末日の所有株式数 | 利用限度額 |
100株以上、300株未満 | 30万円 |
300株以上、500株未満 | 40万円 |
500株以上、1,000株未満 | 50万円 |
1,000株以上、3,000株未満 | 100万円 |
3,000株以上、5,000株未満 | 150万円 |
5,000株以上、1万株未満 | 200万円 |
1万株以上 | 300万円 |
筆者の場合は100株のため30万円(割引額は3万円)。上限は低いが30万円分まで割引きになるのはおトクだろう。
もし、株価が大きく下がったとしても、3万円の割引きがあれば、10年で30万円分のおトク。含み損が30万円以上にならないのであれば、株を保有しても問題ない。
配当金も年々上がっており、期末配当は22円。100株の場合は2,200円を受けとれる。
中間配当 | 期末配当 | 年間配当 | |
2020年 | 6円 | 6円 | 12円 |
2021年 | 3円 | 6円 | 9円 |
2022年 | 5円 | 5円 | 10円 |
2023年 | 6円 | 8円 | 14円 |
2024年 | 12円 | 22円 | 34円 |
今回届いたカードをみて驚いたが、これまでのカードと違い、薄いカードになっている。利用ガイドにも「新デザインで薄くスマートになりました」とあるため、リニューアルしたのだろう。確かに、バーコードだけなら厚みのあるカードの必要はない。
三越伊勢丹ホールディングスの株主優待カードは、エンボスありからエンボスレスに切り替わり、さらに薄型に変わるなど、進化している。
なお、優待情報を比較すると、券面の変更以外はほとんど変わっていない。