先日、JAL Payに新しい機能「JAL NEOBANK払い」が追加した。
JAL Payは、年会費無料でJALマイレージバンクアプリで利用できるスマートフォンでの決済サービスだ。事前にチャージすると、チャージ残高から支払う事ができる。
JALカードなどのクレジットカードからチャージでき、JALのマイルもチャージ可能だ。なお、JALカードでのJAL Payチャージ分はショッピングマイル積算対象外となる。
JAL Payの支払い方法はコード決済やApple PayやGoogle Payに登録してのタッチ決済、プラスチックカードでの決済など、さまざまな使い方ができる。
JAL NEOBANKは、JALマイレージバンク会員用の専用口座となり、JALマイレージバンクアプリから利用できる。残高に応じてマイルを獲得できたり、口座振替などの銀行取引でもマイルを獲得できる。
JAL Payの残高不足の場合に自動的にJAL NEOBANKからチャージされる「JAL NEOBANK払い」の利用が可能となり、プリペイドでありながら、デビットとしても利用できるようになった。
実際に設定し、利用してみることに。
JAL Payのオートチャージで「JAL NEOBANK払い」を設定する
まず、JAL Pay残高総額の横にある「チャージ」ボタンをタップ。
「現金をチャージ」⇒「オートチャージ」⇒「JAL NEOBANK払い利用設定・設定変更」にチェックを入れる。
JAL NEOBANKの口座が表示され、チェックを入れて「次へ」ボタンをタップ。確認画面で「設定」ボタンをタップすれば設定は完了する。
JAL Pay残高以上をJAL Payで支払ってみる
では、実際にJAL Pay残高以上を利用してみよう。
現在JAL Pay残高が804円ある。
「JAL NEOBANK払い」を設定した状態で810円の買い物をしてみる。804円の残高のため通常は支払われないはずだが、足りない分をチャージして支払いが完了するはずだ。
利用してみたところ正常に決済できた。JAL Pay残高は0円になっている。
残りはJAL NEOBANKの口座から支払われているため、JAL NEOBANKの明細を確認した。「JAL Pay」の振り替えとして「-7円」と表記がある。
合計すると1円合わないが、これはカードが使えるかどうかのチェックのため1円が引き落とされ、残高が803円の状態で810円が利用されたために「-7円」となっている。
実際に、JAL Payの利用履歴を確認すると最初に「↓1」として1円が引きとされ、その後に「↓810」として810円の利用を確認できる。
この1円分は後日戻ってくるはずだ。
JAL Pay残高が0円のままで「JAL NEOBANK払い」を設定していると、JAL Payでの支払時にはJAL NEOBANKからの支払いになるため、プリペイドだがデビットのように使う事が可能だ。