三菱UFJカードでは、2024年8月1日より、最大5.5%のポイント還元の対象店舗に回転寿司やスーパーマーケットを追加した。
5%超のポイントを還元するのは、コンビニやファストフードなど、それほど単価の高い加盟店は対象となっていなかったが、今回の三菱UFJカードの特典はそれなりに単価も高くなるスーパーマーケットが対象となる。
早速、スーパーマーケット「オーケー」で三菱UFJカードを利用する事に。
ここで重要なのが利用するカードだ。筆者は、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードと三菱UFJカード ゴールドプレステージの2枚保有している。
注意書きにあるように、American Expressブランドのポイント優遇は、追加された加盟店の内、スシロー、東武ストア、ヤマナカ、フランテ、フランテロゼのみとなり、それ以外は対象外。つまり、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードをオーケーで利用しても5.5%のポイントは獲得できない事になる。
使い分けるのが大変だが、今回は三菱UFJカード ゴールドプレステージを使うことにした。
なお、三菱UFJカードと三菱UFJカード・アメリカン・エキスプレス・カードの2枚保有するのが「デュアルスタイル」となる。
デュアルスタイルの場合、年会費優遇があり、三菱UFJカード ゴールドプレステージ(American Express)の年会費は1万1000円(税込み)、三菱UFJカード ゴールドプレステージ(Visa、JCB、Mastercard)の年会費は通常1万1000円(税込み)だが2200円(税込み)だ。
2024年8月1日より三菱UFJカードは年会費が永年無料となるため、一般カードは上記表には入れていない。
では、ポイントについて紹介する。
三菱UFJカードの利用では1000円につきグローバルポイントが1ポイントたまる。新たに開始した特典により、オーケーでの利用の場合は、別途1000円につき10ポイントのボーナスポイントがたまるはずだ。
今回は6029円(税込み)の購入となるため、基本ポイントが6ポイント、ボーナスポイントが60ポイントの獲得となる。1ポイント=5円相当で考えると330円相当のポイントを獲得できるはず。
オーケーには、オーケークラブがあり、現金払いの場合に本体価格×3/103(3%相当額)の割引きとなるが、3%であれば、三菱UFJカードを利用した方がおトクだろう。
上記の獲得ポイント数は理論的なポイント数となるため、実際の獲得したグローバルポイントについては、次回以降に紹介したい。
多くのクレカでコンビニの高還元サービスを開始しているが、三井住友カードは飲食店、三菱UFJカードはスーパーマーケットを対象にした事で、若干方向性が変わったように感じる。
三井住友カードは若い人、サラリーマンや外食の多い家庭を対象としている印象。一方、三菱UFJカードは若い人、サラリーマンまでは同じだが、主婦層を対象にした。
機会があれば、なぜ主婦層を対象にしたのかを聞いてみたい。