先日より、PayPayカードがVisa、Mastercard、JCBブランドの複数カードを申し込めるようになった。
PayPayカード ゴールドはいずれかのブランドで1枚保有できるため、合計4枚のPayPayカードを使い分けることが可能だ。
筆者も、PayPayカード ゴールド(VIsa)に加え、新たにPayPayカード(Mastercard)、PayPayカード(JCB)、PayPayカード(Visa)を申し込み、無事に発行され、合計4枚のPayPayカードを保有している。
この、複数のカードを保有できるカードは他にも存在し、例えば、楽天カードは2枚目の楽天カードを発行可能だ。筆者も楽天ブラックカードに加え、楽天カードのお買いものパンダデザインを保有している。
また、リクルートカードもJCBとVisa、JCBとMastercardの2枚持ちができる。リクルートカードの場合は、Visa・Mastercardのブランドを三菱UFJニコス、JCBブランドをJCBが発行しており、他のカードとは仕組みは違うが2枚持ちが可能だ。
SAISON CARD DigitalはVisa、Mastercard、JCB、American Expressの4つのブランドを発行する事もできる。筆者はSAISON CARD Digital(Visa)に加えて、SAISON CARD Digital(American Express)、SAISON CARD Digital(Mastercard)、SAISON CARD Digital(JCB)を申し込み、計4枚のSAISON CARD Digitalを保有している。
三菱UFJカードは、デュアルスタイルとして、American ExpressブランドとVisa、Mastercard、JCBブランドを保有可能だ。
三菱UFJカードのデュアルスタイルは、American Expressブランドで使えないときに他のブランドを利用できるようにするのが理想のため、VisaかMastercardを追加するのが良いだろう。
なお、デュアルスタイルの「一般」については、2024年8月より年会費無料になっているのだが、ここでの「一般」は、赤いカードではなく、シルバー券面のカードが対象となっているため、「一般」でも年会費が書かれている。
三井住友カードはデュアル発行でVisaとMastercardブランドを保有する事が可能だ。三井住友カード プラチナの場合は、VisaとMastercardの2枚持ちでも6万500円(税込み)の年会費となる。
VisaとMastercardはどちらも利用できる加盟店はほぼ同じ。筆者が三井住友カード プラチナを2枚保有している理由は、VisaとMastercardのプラチナ特典が異なるためだ。
Visaプラチナ、Mastercardプラチナでは、それぞれブランドごとに特典が異なり、2つのプラチナカードを保有すると、どちらの特典も利用することが可能となる。年会費+5500円でプラチナカードを2枚保有できるデュアル発行は意外とおトクだ。
ANAカードなどの提携カードをデュアル発行する場合は、1枚目の年会費と同額となるため注意しよう。
イオンカードもキャッシュカード一体型のイオンカードセレクト以外は複数保有できる。ただし、イオンカードの場合は、全く同じカードを別の国際ブランドで発行する事はできない。
筆者の場合は検証もあるため複数保有しているカードも多いが、上手に利用する事でポイントを分散させずに、利用できる加盟店を増やす事ができ、ブランド特典を追加できるようになるため、それぞれのブランドを考えながら申し込むようにしよう。