2024年5月9日に開始したJR東日本の「JRE BANK」。非常におトクな特典のため、開始当初は人気でなかなか口座開設ができなかったが、その特典を覚えているだろうか。
話題だったのが「JRE BANK優待割引券(4割引)」だろう。割引券1枚でJR東日本営業路線内の片道運賃および片道料金を4割引で利用できる。
資産残高が300万円以上でビューカード利用代金の引き落としがあれば2枚、給与等の受け取りで3枚、合計5枚の「JRE BANK優待割引券(4割引)」を受け取る事ができる。
また、50万円以上の場合は、ビューカードの利用代金引き落としで1枚、給与等の受け取りで2枚の合計3枚「JRE BANK優待割引券(4割引)」を受け取る事が可能だ。
その他、「どこかにビューーン!2000ポイント割引クーポン」や「(モバイルSuica限定)Suicaグリーン券」などの特典もあり、「おトクすぎる銀行」としてさまざまなメディアで紹介されていた。
上記の表を見てわかるとおり、どの特典も、基本的に「資産残高50万円」が条件として設定されている。
この「資産残高50万円」には判定日があり、その判定日に50万円以上の口座残高があれば条件達成だ。
2024年の初回判定日は8月25日となっており、この判定日に50万円以上をクリアしなければ、JRE BANKは「おトクすぎる銀行」にならない。
さらに、8月25日は日曜日となっており、事前に50万円以上になるように口座を確認しておこう。
最近は、土日の振り込みでも当日着金(モアタイムシステム)に対応している銀行も多く、JRE BANK(楽天銀行)も対応している。しかし、振り込み元の金融機関が対応していなければ、日曜日着金にはならず、判定日に50万円の条件を満たせなくなるため、できるだけ平日に振り込み処理しておこう。