社会貢献クレカとは、利用した金額の一部が自動的に特定団体に寄付されるカードだ。
毎年○円を自動的に寄付する、と言う事ではなく、利用金額の一部が自動的にカード会社から特定団体に寄付されるため、利用者負担はない。
社会貢献カード第5弾の今回は、人道支援の社会貢献クレカを4枚紹介する。(第1弾「病気の撲滅や病気の人を支援するためクレカ」、第2弾「障がい者を支援する社会貢献クレカ」、第3弾「動物を守るためクレカ」、第4弾「環境保護のためのクレカ」)。
エポスTOGETHERカード
エポスTOGETHERカードの年会費は無料、国際ブランドはVisaのみ。利用金額の0.1%相当額が「国連UNHCR協会」に自動寄付される。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は1950年に設立された国連の難民支援機関です。紛争や迫害により故郷を追われた難民・避難民を国際的に保護・支援し、難民問題の解決に対して働きかけています。
1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞。スイス・ジュネーブに本部を置き、約135か国で援助活動を行っています。
この国連の難民支援活動を支えるため、広報・募金活動を行う公式支援窓口が、国連UNHCR協会です。
当面の間国連UNHCR協会が行っている「ウクライナ緊急支援」に活用されます。(ウクライナ緊急支援終了後は、世界中の難民支援のための活動資金として寄付を継続します)
赤十字オリコカード
赤十字オリコカードの年会費は初年度無料、2年目以降1375円(税込み)、国際ブランドはMastercardのみ。利用金額の0.5%が「日本赤十字」に自動寄付される。
赤十字は、1864年にスイス他15カ国の外交会議で最初のジュネーブ条約(いわゆる赤十字条約)が調印され、国際赤十字組織が正式に誕生しました。「どのような状況においても、人間の尊厳は守らなければならない」一人のスイス人青年のそんな思いから誕生した赤十字。日本赤十字社は、その理念を受継ぎ、1877年、佐野常民(サノ ツネタミ)、大給恒(オオキュウ ユヅル)らによって、当初、戦争・紛争時の救護活動を目的として設立されました。以来、国際活動や災害救護活動、福祉事業など、国内はもとより、世界中で幅広く救援活動を行っています。「人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性」という7つの普遍的な原則のもとに、世界最大のネットワークを駆使し、行動する人道機関です。これからも、国境、宗教、人種を超えて、人の命の尊厳を守るため、さまざまな人道的活動を推進します。
- 災害救援
- 国際活動
- 医療事業
- 看護師など養成
- 血液事業
- 講習普及事業
- 青少年赤十字
- 社会福祉事業
ユニセフVISAカード
ユニセフVISAカードの年会費は1375円(税込み)、ゴールドカードは1万1000円(税込み)、国際ブランドはVisaのみ。利用金額の一部が「日本ユニセフ」に自動寄付される。
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、世界33の先進国・地域にあるユニセフ協会(ユニセフ国内委員会)のひとつで、日本におけるユニセフ(国連児童基金)の公式な窓口です。
ユニセフとの協力協定に基づき、日本国内において、ユニセフの活動へのご支援をお願いする募金活動、ユニセフの活動や世界の子どもたちについての広報活動、子どもの権利の実現を目的としたアドボカシー活動を行っています。
1955年に財団法人として設立し、2011年に公益財団法人へ移行認定しました。日本ユニセフ協会へのご寄付は、寄付金控除の対象です。
ユニセフは、すべての子どもの命と権利を守るため、最も支援の届きにくい子どもたちを最優先に、約190の国と地域で活動しており、活動資金として世界の子どもたちのために使われます。
ウルトラマンJCB GOLD CARD
ウルトラマンJCB GOLD CARDの年会費は初年度無料、2年目以降1986円(税込み)、国際ブランドはJCBのみ。利用金額の0.2%が「ウルトラマン基金」に自動寄付される。
株式会社円谷プロダクション並びに賛同企業グループ各社では、東日本大震災発生後直ちに被災地支援のための「ウルトラマン基金」を設立いたしました。
震災から10年経った現在でも、支援にご協力くださっている多くの一般の皆様や賛同企業様に厚く御礼申し上げます。
そして現在は、活動範囲を東日本大震災の被災地を含む全国の支援が必要な子供たちへと広げていくことで、新しい未来を切り開くかけがえのない希望の光である子供たちと、ご賛同頂ける皆さまの懸け橋となるべく、支援活動を展開しております。
東日本大震災で被災された子どもたちの支援活動に役立てられます。
社会貢献クレカは、これまで紹介した病気の撲滅や病気の人を支援するクレカ、障がい者支援クレカなど、さまざま存在する。
次回以降もいくつかのテーマに沿った社会貢献クレカを紹介したい。