先日、Vポイントの履歴を確認していると「ポケットカード」として1861ポイント付与されていた。
ファミマTカードの名称は変わらず、ポイントだけがVポイントになっており、さらに発行元の「ポケットカード」としてVポイントの履歴に掲載されるため、非常にわかりにくい。
しかし、ファミマTカードで1000ポイント以上付与されるような使い方はしていないため、何かのキャンペーンに当たったのかと思っていたが、対象者限定で最大20%還元キャンペーンを実施していた時のポイントのようだ。キャンペーンは「表示された方限定」とあるように、全員対象ではない。
エントリーし、期間中にファミマTカードを利用するだけで18.5%還元となり、キャンペーン分の上限は1850ポイントとなる。特にファミリーマートでの利用に制限されているわけでもなく、JCB加盟店で利用すれば18.5%還元だ。
別途クレジットポイントとして0.5%を獲得可能。
では、なぜ筆者が対象者に選ばれたのか。
筆者は、約130枚保有している全てのクレカを1か月に1回以上は利用するようにしている。従って、ほとんどのカードは数百円程度の利用だ。おそらく、今回のキャンペーンはライトユーザーのみを対象としており、ヘビーユーザーは対象外。
利用額をアップさせるためのキャンペーンと思われるが、正直、そのキャンペーンが終わったタイミングで元の利用頻度に戻ってしまうのではないのかといつも疑問に思っている。
コード決済サービスでも、はじめての方・久しぶりの方でキャンペーンを実施する事も多く、1年以上利用していない場合は、「はじめての方」と同等のキャンペーンとなる場合が多い。
そこで、調査結果がないかを調べてみたところ、ロイヤリティ マーケティングで「デジタル広告の効果はキャンペーン期間後の購買にも寄与する?【Pontaマーケティングラボ vol.9】」というコラムを発見。
クレカではないが、デジタル広告を見た利用者と、広告を見ていない利用者で、その後にどれだけ購入を継続するかの検証となる。
ドラッグストア、コンビニ、スーパーでの調査結果が掲載されており、キャンペーンが終了した後も、広告を見た利用者の方が高倍率が高くなるとのこと。
キャンペーン後もキャンペーン効果が続く調査結果があるから、「久しぶり優遇」を行っていると理解できたが、これが複数サービスがあった場合も同様なのかが疑問だ。
スマホやコード決済、クレカなど、ほとんどサービスが変わらないサービスが複数あった場合、久しぶり優遇を行っても、久しぶりのタイミングでサービスを使い分けるユーザーが増えそうだ。この辺りの調査結果が確認でき次第紹介したい。