2021年初頭にキャンペーンがあり発行したが、なかなか海外に行けず国内キャンペーン対応カードと化していたJAL Global WALLETでようやく海外決済ができた。
今回はJAL Global WALLETの設定、利用時の取り扱い、付与マイル・ポイント類について紹介する。
旅行前にオートチャージ設定と、自動両替設定
普段JAL Global WALLETは毎月一定額以上利用しないよう、オートチャージの設定はせず、残高不足で決済エラーになるようにして別の決済手段を利用していた。
ただ、海外では会計でのまごつきはリスクであるため、オートチャージ設定を行った。チャージ先のJAL NEOBANKの残高も不足が無いよう事前に入金。
初の海外利用で不安があるため、最低限利用する額を日本円から韓国ウォンに両替。更に、JAL Payの両替メニュー内「自動両替設定」を編集。決済時上方に設定した通貨から不足分を補うというメニューで、海外利用の場合は現地通貨の優先度が上がるはずだが念のためウォンを最上位に設定した。
両替したウォン払いとオートチャージ・自動両替払いの履歴を確認
韓国に到着し、決済に利用する。やはりMastercardでのタッチ決済は楽である。筆者のメインのJALカードはタッチ決済不可、かつJCBのため海外利用で不安があり、JAL Global WALLETの有用性を感じた。
ウォンでの支払いを行うごとにショッピング完了メールが届いていたが、ウォンを使い切ってからはショッピング完了メールに加えてチャージ完了、2通のメールが届くようになった。ショッピングと同じタイミングで日本円をチャージの上、韓国ウォンで購入したという履歴になっていた。
日本で両替するよりレートは良い
JAL Pay内での両替レートは事前の手動両替分も自動両替分もほぼ変わらなかった。1万円台の買い物で数円の差であったので、次は最初から自動両替にしたいと思う。現地通貨を余らせて空港での使い切りに悩んだり、再両替したりせずに済むというのは有り難い。
屋台での買い物用に日本で数千円分両替を行っており、優待レートで両替したがJAL Payの方がおトクであった。1万円の買い物になると千円単位の差が出るレベルであったので、1回あたり約200円の手数料があっても次は出国後にJAL Global WALLETの海外ATM出金機能を利用したい。
3度得られるJALマイル
今回はキャンペーン実施期間となり、3回のタイミングで合計1.5%のマイルが付与される。
まずショッピングマイルは国内利用時と同様、買い物後ほどなく200円ごとに1 JALマイル付与された。次いで両替マイルが帰国数日後に1回とその翌週に1回、1000円ごとに7 JALマイル(ショッピング+ATMコース)付与された。最後にキャンペーン分が12月末までに1000円ごとに3 JALマイル付与される予定で合計すると端数切り捨てになるため1.5%にはならないが1.47%還元になる。
キャンペーンがあることで、JALカード利用よりお得になった。旅行時は必ずキャンペーン情報を確認したい。
Life Statusポイントも付与された
Life Statusポイントにも「両替ポイント」が付与された。300マイルごとに1ポイント付与されるというのは意識をしていないと取りこぼしが多くなる。Life Statusポイントを貯めている人は積極的に利用したい。
海外利用時はJALカードと使い分けお得・安全な旅を
海外旅行においてキャンペーンの有無、会計の安全性などによってJAL Global WALLETとJALカードという選択肢があるのは便利で、かつどちらのカードを利用してもJALマイルが貯まるというのは非常に嬉しい。
旅行で得たマイルを使い、おトクに海外へ行く。数年間海外に行けなかったが、JAL Global WALLETとJALカードを使い分け、更にマイルをためていきたい。