2024年10月15日より、セブン-イレブンで最大10%還元となる特典を開始する。
7iDとVポイントを連携して、三井住友カードのタッチ決済を利用すると、セブン-イレブンアプリの提示で0.5%のセブンマイル、三井住友カードのタッチ決済で9.5%のVポイントがたまる。
セブンマイルは10マイル=Vポイント10ポイントに交換できるようになる予定だ。
これ以上に驚いたのが、セブンカード・プラスをセブン-イレブンで利用すると10%還元となる特典を2024年11月1日に開始する発表だ。
記者会見もなく、ニュースリリース配信サイトなどでも配信されておらず、セブンカード・プラスのサイトに「ニュースリリース」として少し紹介されていた程度。
7iDとセブンカード・プラスを連携すると、セブン-イレブンでの利用金額10%のnanacoポイントがたまるようになる。さらに支払口座をセブン銀行に設定すると+1%となり、合計11%のnanacoポイントを獲得可能だ。
セブン経済圏としては、銀行もクレカも電子マネーも保有しているため、5大ポイント(Vポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、dポイント、PayPayポイント)に匹敵するポテンシャルはあるのだが、7payの失敗以降、金融サービスで大きく後れをとってきた。
今回、金融サービスを連携することで、一気に巻き返しを図る方針だろう。
しかし、それであればなぜ同じタイミングでVポイントとの連携を開始したのだろうか。
セブン-イレブンでセブンカード・プラスを使うと最大11%たまるのはセブンマイルではなくnanacoポイントとなる。nanacoポイントを軸にするのか、セブンマイルを軸にするのか、方針がイマイチ定まってないように思える。
セブン&アイの社名変更も検討とニュースがあったため、今後のニュースに注目したい。