2024年11月以降、セブン-イレブンでセブンカード・プラスを利用すると最大11%のポイントを獲得できるサービスが開始する。
セブン-イレブンでセブンカード・プラスを利用すると9.5%のnanacoポイント、セブン-イレブンアプリの提示で0.5%のセブンマイルを獲得でき、合計10%還元となる。
なお、9.5%のnanacoポイントを獲得するには、セブンカード・プラスを7iDに登録する必要がある。
先日、セブン-イレブンアプリをいろいろ調べていると、セブンカード・プラスを登録できるメニューが既にあることがわかった。
セブン-イレブンアプリを起動後、「三」のメニューから「7iD会員情報」をタップ。
スクロールすると、「セブンカード/セブンカード・プラス」とあり、「確認・登録する」ボタンを押下。
セブンカード・プラス/セブンカードの情報を登録することが可能となっており、念のためセブンカード・プラスを登録してみることにした。
これで7iDとセブンカード・プラスの連携ができたはずだ。
この連携サービスを確認すると、現時点では9.5%のnanacoポイントを獲得するための連携ではなく、セブン-イレブンやイトーヨーカドーで、7iDに登録しているセブンカード・プラス決済した時にセブン-イレブンアプリを提示しなくても自動的にセブンマイルがたまる機能とのこと。
従って、2024年11月以降、セブン-イレブンでセブンカード・プラスを利用した時に9.5%のnanacoポイントがたまるサービス用に、別途7iDとセブンカード・プラスの連携メニューが用意される可能性もあるため、11月1日以降に再度連携について確認する事にする。
冒頭でセブン-イレブンでセブンカード・プラスを利用すると最大11%還元と紹介したが、上記の内容だと10%還元だ。11%還元にするにはセブンカード・プラスの支払口座をセブン銀行に設定する必要がある。
早速、セブンカード・プラスの支払口座をセブン銀行に設定する。
筆者が保有しているのはセブンカード・プラスのVisaブランドとなり、紹介する画面は一般的なJCBブランドのセブンカード・プラスとは違うが、操作自体はほぼ同じとなる。
セブンカード・プラスの会員ページにログインする。上部メニューの「お客様情報の照会・変更」から「お支払い口座」を選択。
「カードご利用代金お支払い口座」の横にある「変更する」ボタンをクリック。「金融機関名」で「上記以外の金融機関」にチェックを入れて、「セブン銀行」を検索し、「支店・出張所名」「口座番号」を入力し、「確認画面へ」ボタンをタップ。
セブンカード・プラスの「カード有効期限」「セキュリティコード」を入力後、「同意する(金融機関サイトへ)」を押す。
セブン銀行のページにジャンプするためログイン。セブン・カードサービスの口座振替ページが表示され、「アプリで承認する」をタップ。
スマホに「承認が必要なお手続きがあります」と表示されるため「遷移する」ボタンを押下。
Myセブン銀行のアプリが起動し「ワンタイムパスワードを表示する」をタップ。ワンタイムパスワードが表示されるため「コピーする」をタップするか控えておこう。
このワンタイムパスワードをセブン銀行のページに入力後、「口座振替を申し込む」をタップするとセブンカード・プラスの引落口座がセブン銀行になる。
セブンカード・プラスの支払口座をセブン銀行に設定することで、2024年11月以降、セブン-イレブンでセブンカード・プラスを利用すると最大11%還元となる。
セブン&アイはカード、電子マネーを保有しており、さらにdポイント(ドコモ)陣営でも保有していない銀行も保有している。ポイント経済圏を作る上では、ポテンシャルはあったのだが、7payの失敗以降、勢いがなくなっていた。
やはり、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」からの買収提案がセブン&アイを動かしたのではないだろうか。
セブンカード・プラスとセブン銀行の連携だけでなく、セブン-イレブンではじめて共通ポイント「Vポイント」を導入した背景も、買収提案を考えての事なのかもしれない。