2025年4月以降、三井住友カード プラチナの特典が変更となる。
変更となる特典を3つ詳しく紹介してきたい。
還元率が1%に
大きな変更点は、還元率が1%になること。現在、三井住友カード プラチナの還元率は0.5%。ただし、半年間で50万円以上利用すると、0.5%のVJAギフトカードを獲得できており、トータルで1%還元になっていた。
VJAギフトカードの特典は2025年3月支払い分でサービス終了となるが、+0.5%のVポイントを獲得できるため、還元率は常時1%還元と使い勝手が良くなる。
基本還元率が100円につき1ポイントの獲得となり、三井住友カード プラチナプリファードと同等の還元率だ。
三井住友カード プラチナには年間のボーナスポイントがない(2024年6月以降到来するカード加入月より順次、利用金額の集計対象を終了)ため、やはりポイントをがっつりためたいのであれば三井住友カード プラチナプリファードかOliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの方がおトクだろう。
なお、りそなVISAプラチナカードも2024年4月以降、還元率が1%にアップしており、プラチナカードの還元率1%が増えてきている。
プライオリティ・パスが付帯に
三井住友カード プラチナは、年会費が5万5000円(税込み)のプラチナカードには珍しく、プライオリティ・パスが付帯していない。
毎年贈られるカタログギフト「メンバーズセルション」で申し込むとプライオリティ・パスを利用できたが、2025年4月以降、三井住友カード プラチナ会員は誰でもプライオリティ・パスの申し込みが可能だ。
2025年4月以降に専用ページから申し込むと、すぐにデジタル会員証が発行され、メンバーズセレクションの申し込みにかかわらず、三井住友カード プラチナ利用者であれば誰でも利用できるようになる。
なお、ANA VISAプラチナ プレミアムカード・PRESTIA Visa PLATINUM CARDのプライオリティ・パスについては別途連絡があるとのこと。
プラチナワインコンシェルジュはサービス終了
プラチナワインコンシェルジュは、田崎真也氏が会員のために厳選したワインを優待価格にて販売するサービスだ。2025年3月31日で終了する。
筆者はお酒を飲まないため、特にこのサービスを利用した事は無いが、利用している人がいればサービス終了となるため注意しよう。
筆者はこれまで、一般加盟店で利用する場合、Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードを利用する事が多かったが、三井住友カード プラチナでも1%となるのであれば、一般加盟店で三井住友カード プラチナの利用率は上がりそうだ。
JCBのOki Dokiポイントも2026年にリニューアルを予定しており、2025年以降、カード業界はさらに競争が激化しそうだ。