ダイナースクラブでは、2024年11月24日にダイナースクラブ会員向け臨済宗巨福山 建長寺 貸切特別参拝を開催した。
建長寺の参拝時間は、通常8時30分からとなるが、貸切特別参拝は7時30分からダイナースクラブ会員向けに貸し切り、僧侶の説明を聞きながらゆっくり参拝できる。
関東でのダイナースクラブの貸し切り特別参拝は円覚寺に続く第2弾だ。
建長寺は建長5(1253)年、鎌倉幕府5代執権・北条時頼が建立した禅寺となり、「けんちん汁」は建長寺発祥の精進料理と言われている。
臨済宗巨福山 建長寺 貸切特別参拝の募集は先着100名で1名あたり6000円(税込み)での参加だ。
当日は、受付順にA~Cのグループで回り、三門、梵鐘の説明の説明後、修行道場の通常非公開の西来庵があるエリアも参拝できた。現在の修行僧は6人とのこと。
その後、仏殿で鎌倉で一番大きなお地蔵様のご本尊の説明、法堂の千手観音様と釈迦苦行増の案内など、境内参拝ツアーがあった。
法堂の天井には小泉淳作氏の雲龍図がある。龍は法の雨を降らすと言われ、水をつかさどる龍神が火災から建物を守るとのこと。また、目は真ん中にかかれており、どの位置から見ても目が合うようになっているらしい。
その後、座禅体験、特別法話、写経体験だ。
円覚寺でも座禅体験があったが、若干作法が異なる。その後は写経体験の前に松本僧侶の特別法話、写経体験で、今回の特別参拝の終了となる。
なお、別途オプションでの申し込みできるのが食事(精進料理)。1名あたり4500円(税込み)で申し込みできる。
「けんちん汁」は建長寺発祥の精進料理とのことで、「建長汁」がなまって「けんちん汁」となった。
「建長汁」のレシピももらう事ができる。
「けんちん汁」は精進料理のため、肉や魚などの動物性たんぱく質を使わないのがオリジナルだ。
おみやげとしてイベント限定の特別御朱印(大覚禅師)をもらえる。
円覚寺の特別拝観が2023年11月19日、建長寺の特別参拝が2024年11月24日となり、2025年も11月後半に関東での第3回が行われる可能性があるため、会員誌Signatureなどをよく確認しておこう。
なお、紅葉シーズンよりは若干早いため、紅葉は期待しない方が良いだろう。