2024年も残りわずか。2024年にポイント制度が変わるなどで、ためやすくなった・使いやすくなったなど、活躍機会が増えたポイントを3つ紹介したい。
3位:Vポイント
2024年4月22日に旧Tポイントと旧Vポイントが統合し、新Vポイントとして誕生。
旧Tカードの加盟店ではポイントカード提示でもポイントがたまり、三井住友カードのスマホのタッチ決済を対象コンビニ・飲食店で利用すれば7%還元とたまりやすくなった。
さらに、10月には7iDと連携することでセブン-イレブンでは10%還元特典も開始。
Olive LOUNGEも開始するなど、新しい動きもあったが、ポイントがたまりやすくなった・使いやすくなったかと言う点で3位とした。
「2024年に最もインパクトのあったポイント」と言う点で考えると、断トツで1位だろう。
2位:WAON POINT
2024年5月よりウエルシアでのポイントサービスが変わり、WAON POINT中心になった。
2024年9月以降のお客様感謝デーもWAON POINTのみが対象だ。
WAON POINTが中心になったことにより、ウエルシアホールディングスの株主優待では、2024年からWAON POINTも選択できるようになったり、ウエルシアカードで毎月10日は10%のWAON POINTを獲得できたり、WAON POINTがたまるサービスが増加。
イオンモバイルでもイオンカードで2%還元特典を開始するなど、WAON POINT経済圏はかなり攻めた年だと感じる。
1位:dポイント
1位はdポイントを選んだ。2024年4月10日より、Amazon.co.jpでdポイントがたまるようになり、4月以降のポイントのたまり方が大きく増加。
また、2024年7月5日より、マネックス証券でdカードによる投信積立サービスが開始。2024年9月27日より、マネックス証券でdポイントがたまり・使えるサービスを開始した。
マネックス証券でdアカウントと連携することで、マネックスカードでもdポイントがたまるようになった。
さらに、dポイントをdカードの利用料金に充当できるようになるなど、たまりやすさと使いやすさをバランス良くアップデートしている。
なお、個人的にはdカード PLATINUMの審査落ちや、2024年10月以降のdポイントクラブの改定など、ネガティブ要素もあったが、全体的に見ると2024年で最も改善が多かったポイントプログラムだろう。
今回のランキングは、2023年以前よりも「たまりやすくなった」「使いやすくなった」が条件となるため、伸び代のあるポイントが上位にランクインしている。
例えば、楽天ポイントは2024年にあまり変更はなかったため上位に入らない。
2025年もポイント経済圏争いは激しくなると思われ、提携や新サービス開始などに注目だ。