2024年12月12日(木)に発表された「今年の漢字」は「金」。パリ五輪での「金(きん)」、政治の裏金問題など「金(かね)」を理由にあげる人が多かったとのこと。
同じく、「今年のクレカ」は何になるのかを考えて見ることに。今年一番話題性のあったクレカを選ぶことにする。
「今年の漢字」の仕組みは良くできていて、記述式にしても漢字1文字のため集計がしやすい。「今年のクレカ」を同じように応募で記述式にすると「PayPayカード」「ペイペイカード」「paypayカード」など入力の仕方によって異なるカードになったり、「Visaカード」「Mastercard」など、国際ブランドを入力したり、「JCBカード」「アメックス」など、ブランドなのかカード名なのかわからなかったり集計しにくい。選択式にすると、その中に選びたい候補がない場合は投票できなくなる。
従って、今回は独断と偏見で「今年のクレカ」を決めることにした。
2024年のポイ活10大ニュースで1位に輝いたのが「VポイントとTポイントの統合」だ。
2024年はこのニュースを軸にポイント経済圏の覇権争いとなり、Amazonとdポイントの提携やKDDIがローソンをTOBなど、新Vポイントを意識した提携が加速した。
さらに、セブン-イレブンでVポイントが最大10%たまるサービスも開始するなど、三井住友カード発行クレカが「今年のクレカ」としてはふさわしいのではないだろうか。
中でも、Oliveフレキシブルペイ 一般、Oliveフレキシブルペイ ゴールド、三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)あたりが候補となるだろう。
OliveはOlive LOUNGEも誕生するなど話題性もあったが、やはり銀行口座に縛られない三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)の方が一般向けだろう。
三井住友カード(NL)は年会費無料、三井住友カード ゴールド(NL)は5500円(税込み)だが、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が無料となり、さらに100万円利用時には1万ポイントも獲得できる。
三井住友カード(NL) | 三井住友カード ゴールド(NL) |
||
年会費(本会員) | 初年度 | 永年無料 | 5500円(税込み) |
2年目以降 | |||
年会費無料条件 | ─ | 年間100万円以上利用で 次年度以降無料 |
|
年会費(家族会員) | 無料 | 無料 | |
通常還元率 | 0.5% | 0.5% | |
年間利用額に対するボーナスポイント | ─ | 100万円で1万ポイント | |
対象コンビニ・飲食店でのスマホタッチ決済 | 7% | 7% | |
クレカ積立の還元率 | 初年度 | 0.5% | 1.0% |
前年100万円以上の利用 | ─ | 1.0% | |
前年10万円以上の利用 | 0.5% | 0.75% | |
前年10万円未満の利用 | 0% | 0% |
おそらく、金融サービスに詳しい方であれば「三井住友カード ゴールド(NL)」を選ぶと思うが、三井住友カード ゴールド(NL)はいわゆる修行(100万円を達成する)が必要であるため、2024年の「今年のクレカ」は「三井住友カード(NL)」としたい。
年会費無料の三井住友カード(NL)を年間100万円以上利用すれば、年会費永年無料で三井住友カード ゴールド(NL)にアップグレードでき、リスクなしで保有できる点も見逃せないポイントだ。
2024年12月31日(火)11時47分更新
三井住友カード ゴールド(NL)の年会費の初年度無料と記載していましたが、正しくは、初年度から5500円(税込み)です。