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もっと評価されても良いクレカシリーズ Amazon Mastercard編(菊地崇仁)

ポイ探ニュース 2025年1月20日 9時11分

以前、もっと評価されても良いクレカとして「GOLD POINT CARD+」と「P-oneカード<Standard>」を紹介した。

これらのカードは、年会費無料で還元率が1%となり、使い勝手の良いカードだが、年会費無料で還元率1%の他のカードよりも取り上げられる事が少ないように感じている。

特に、P-oneカード<Standard>はポイ活を気にしなくても、自動的に1%OFFとなるため、何も考えたくない人には最適なのだが、あまり人気クレカでは上がってこない。

今回、同じように高スペックだが、あまり話題に上がってこない「Amazon Mastercard」を紹介する。

Amazon Mastercard

コンビニでも1.5%還元

Amazon Mastercardは、プライム会員向けのAmazon Prime Mastercardもあるが、どちらも年会費は無料、たまるポイントはAmazonポイントとなる。

プライム会員の場合のAmazon Prime MastercardはAmazon.co.jpで利用すると2%、Amazon Mastercardは1.5%還元だ。以降、Amazon Prime MastercardもAmazon Mastercardとして表記する。

Amazon MastercardをAmazon.co.jpで利用すると、手数料無料の3回分割も可能だ。ただし、Amazonポイントはたまらない。

さらに、Amazon Mastercardはセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンで利用しても1.5%還元。それ以外の店舗での利用は1%還元となっている。

たまったAmazonポイントは、Amazon.co.jpでの買い物時に1ポイント=1円として利用でき、使い切れないと言うこともない。

ETCは無料、海外事務手数料も1.63%

Amazon MastercardはETCカードの発行もできる。Amazon Mastercardは三井住友カードによる発行だが、三井住友カードのETCカードは入会翌年度以降は年会費550円(税込み)必要だ。ただし、前年に一度でもETCの利用があれば無料となる条件付き無料カードだ。

Amazon MastercardのETCは、前年度の利用が無い場合でも無料で利用できるため、サブカードとして保有していても年会費がかからない安心感がある。例えば、旅行用にETCカードを発行しておきたい場合、Amazon MastercardのETCは便利だろう。

また、三井住友カードでは、2024年11月1日(金)より、外貨で決済した場合の海外事務手数料が3.63%(税込み)にアップしているが、Amazon Mastercardは1.63%(税込み)だ。

最近は、海外事務手数料が上がっており、クレカで1.63%はかなり安い。

定期的なキャンペーンも

Amazon.co.jpでは、ポイントアップキャンペーンも定期的に行われている。

Amazon Mastercardで支払うと3%など、通常の還元率2%よりもおトクになる。

ただし、キャンペーン分のポイントは、期間限定ポイントになっており、早めに消費する必要がある。


Amazonでおトクなカードとしては、JCBカードWなどがよく紹介されているが、Oki Dokiポイントの価値が1ポイント=5円相当であれば悪くはない。しかし、筆者としては1ポイント=5円と考える事はできないため、Amazon Mastercardの方がおトクだろう。

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