Visa、JCB、American Express、Diners Club、銀聯のタッチ決済はさまざまな交通機関で利用できたが、Mastercardについては必ず「順次追加予定」と注釈があった。
2024年12月2日(月)にようやくMastercardのタッチ決済での交通機関乗車サービスが開始。
タッチ決済が利用できる全ての鉄道で使えるようになったのかと思ったが、対応しているのは一部の交通機関のみ。
福岡出張があり、せっかくなので福岡地下鉄をMastercardのタッチ決済で乗車してみることにした。
事前に、タッチ決済で乗車したときに乗車履歴を確認できるサービス「Q-move」にタッチ決済に利用するクレカを登録。今回はPayPayカード(Mastercard)を利用する事にした。
続いて、福岡市地下鉄を利用する。タッチ決済に対応する国際ブランドに「Mastercard」が含まれている事を確認。
「薬院」から「博多」まで乗車してみた。Q-moveを確認したところ、Mastercardのタッチ決済で乗車したことを確認できた。
今後は、出遅れていたMastercardもさまざまな交通機関でタッチ決済による乗車サービスに対応すると思われるが、世界中で利用されている国際ブランドとしてはあまりにも出遅れている。
なぜMastercardだけがここまで遅れたのかはわからないが、コロナ明けでのインバウンドの盛りあがりを考えると大失態だろう。
2024年はVisaやJCBがタッチ決済による乗車キャンペーンを何度も実施しており、2025年1月16日(木)~3月16日(日)にも、JCBのタッチ決済を利用すると30%キャッシュバックのキャンペーンが実施される。
Mastercardも出遅れたことを考えると、同じようなキャンペーンを実施した方が良いのではないだろうか。