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【中村芝翫、度重なる不倫騒動】舞台で共演“既婚者の大物女優”と親密だった疑惑、妻・三田寛子の抗議で交際解消か

NEWSポストセブン 2024年6月17日 7時13分

 三田寛子(58才)が“梨園の妻の鑑”と称賛されてから約8年。良妻の支えもむなしく、夫・中村芝翫(58才)の不貞は後戻りできないところまで行き着いた。今度は愛人女性を実家に招き入れ、ひとつ屋根の下での生活が進行していたのだ。驚きの実態に迫る──。【前後編の前編。後編を読む】

 列島が高気圧に覆われ、都心にも強い日差しが降り注いだ6月上旬のある昼下がり。都内の邸宅から、マスクで顔を覆った髪の長い女性が現れた。パッチリとした目元が印象的なその女性は、目下、歌舞伎役者の中村芝翫と同棲生活を送る40代の“愛人”Aさんである。

 芝翫の母・雅子さんが先代から相続したその家を芝翫と妻の三田寛子が、ふたりの名義で購入したのは約10年前のこと。兄の中村福助(63才)や2人の姉も過ごしたきょうだいの実家で、かつては稽古場としても使われていた、いわば成駒屋の本拠地である。2022年5月頃から家族と別居している芝翫は、その“別宅”で日々を過ごし、三田と3人の息子が暮らす自宅にはほとんど姿を見せていないという。

「大家族が暮らしただけあって家の中は広く、2011年に他界した先代の七代目芝翫さんが健在だった頃は、モニターを10台並べた競馬専用の部屋や、人形を飾る趣味の部屋などもあったそうです。

 芝翫さんが三田さんと暮らす自宅を出た理由は、当初は隣家のリフォームによる騒音のためという説明でした。別宅での生活は3か月程度で終わるはずだったのですが、工事が終わってもズルズルと……2年以上が経ったいまも芝翫さんが自宅に帰る素振りはなく、三田さんとの別居が続いています」(芸能リポーター)

 その間に、芝翫が招き入れたのがAさんだった。スウェット姿で勝手口や玄関を自由に出入りし、芝翫に届いた宅配便を慣れた様子で受け取る彼女はどんな女性なのか。

「アパレル関係の仕事をしている一般女性で、タレントの熊田曜子さんに似ていると報じられたこともあります。芝翫さんとの不倫が初めて取り沙汰されたのは2021年12月。前年の冬頃に演劇関係者を通じて知り合い、彼が京都に滞在している間、毎日のようにホテルで密会を繰り返していたことが『週刊ポスト』に報じられました」(前出・芸能リポーター)

 結婚以来、3度目の不倫スキャンダルだった。芝翫は2016年に京都の人気芸妓との“道ならぬ恋”を『週刊文春』にすっぱ抜かれ、2021年にも同誌に関西のタニマチの女性との不倫を報じられた。そのたびに火消しに走ったのが妻の三田だった。

「一度目の不倫が発覚した際、土砂降りの雨の中、自宅の前で報道陣の取材に応じる三田さんの“神対応”は大きな話題を呼びました。当時、彼は三代目中村橋之助で、芝翫を襲名する直前というタイミングの悪さ。釈明会見では『不徳の致すところ』と繰り返し、しどろもどろな説明に終始しましたが、三田さんは騒動をきっちりと詫び、成駒屋の看板に傷を付けた夫をきつく叱りつけたと明かしたのです。文春の取材には『ウチには“芸の肥やし”はありません』とピシャリと言い、自ら騒動に終止符を打ちました」(前出・芸能リポーター)

「DNAを調べてもらってもいい」

 芝翫と同時に3人の息子たちが名跡を襲名する折も折。対応を間違えれば致命傷が残るところだったが、三田が前面に出て気丈に振る舞うことで家族が団結し、ピンチを乗り切ることができたという。

「不倫騒動の影響もあって、歌舞伎界でも異例の4人同時襲名は大きな話題を呼び、公演のチケットが飛ぶように売れたといいます。芝翫さんの母・雅子さんは『いったい何をやってるの』と芝翫さんを叱ったものの、三田さんのおかげで無事に襲名を迎えられたことに感謝しきりだったといいます」(歌舞伎関係者)

 このときばかりは三田も猛省する夫を信じたのだろう。囲み取材では「これからが彼の男として、人としての見せどころ」と激励し、夫婦で誠心誠意、お詫びしていくことを誓った。だが、その後も妻の苦労が報われることはなかった。

 再び、芝翫の裏切りが報じられたのは約4年後の2021年1月。またも『週刊文春』にハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリー似のBさんとの不倫をスクープされたのだ。あきれ果てた三田は、同誌の取材に「私は(芝翫の)お母さんじゃない。人生のパートナーなんです」とコメント。「本当にお恥ずかしい」とため息をついたが、「離婚はないです」と強調した。夫婦を知る別の歌舞伎関係者が語る。

「三田さんには結婚後、流産したつらい経験があり、絶望感にさいなまれた時期のことを自ら明かしたこともあります。そのとき、愛情を持って支えてくれた芝翫さんに感激し『一生添い遂げる』ことを誓ったそうです。『舞台側は役者の仕事。客席側はすべて妻の仕事』と教えられた三田さんはいまもそのルールを自分に課し、梨園の妻の務めを立派に果たそうとしているんです」

 何より3人の息子たちは何があっても成駒屋に伝わる「芝翫型」の芝居を受け継がなければならない。使命感を持って必死に家業を守る妻の思いは、芝翫も重々わかっているはずだ。それでも彼は目先の誘惑に打ち勝つ強さを持ち合わせていなかった。

 実は芝翫は、関西のタニマチの女性と親しくなる前にも別の女性と深い関係にあったという。芸能関係者が明かす。

「表沙汰にはなっていませんが、舞台で共演した既婚者の大物女優Xさんと一時期、プライベートでも親密にしていたんです。その話が耳に入ると、三田さんは彼女の事務所に抗議し、芝翫さんと二度と連絡を取り合わないように通告したのだとか。因果関係は不明ですが、間もなくしてXさんは離婚しています」(芝翫の所属事務所は「Xさんは一共演者です」と関係を否定)

 そして、タニマチの女性との不倫騒動がさめやらぬうちに発覚したのがAさんとの“ホテル密会”だった。2021年12月、『週刊ポスト』に直撃された芝翫は、Aさんを「ただの友達」と説明したが、その場しのぎの言い訳だったことは明らかだった。

「芝翫さんはホテルでAさんの部屋を出入りした理由を『胃薬をもらうため』とし、『DNAを調べてもらってもいい』と強弁しましたが、彼の言葉を信じる人はいませんでした。三田さんが沈黙を守ったのは、呆れていただけでなく、周囲から内情をしゃべりすぎだとの批判もあったそうです。その後も芝翫さんは三田さんの目を盗んでAさんとの逢瀬を重ねていました」(前出・歌舞伎関係者)

 都内で芝翫がAさんとの密会に利用したホテルは、あろうことか1991年に三田と結婚披露宴を行った思い出の場所だった。最初の不倫相手である芸妓も同じホテルに招き入れたことがあるという。

「芝翫さんは大御所然とせず、おおらかな性格で後輩からも慕われていますが、社会常識や倫理観は望むべくもない。特に酒が入ると気が緩み、普段から隙だらけなので不倫してもすぐバレる。周囲から“大弛緩”と揶揄されることもあるそうです」(前出・芸能リポーター)

(後編へ続く)

※女性セブン2024年6月27日号

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