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森香澄、高度に作り込まれた“あざといキャラ”でバラエティー評価上昇中 妨げになるのはリアルな“熱愛発覚”

NEWSポストセブン 2024年6月17日 16時15分

 元テレビ東京アナウンサーで現在タレントして活躍中の森香澄(29才)が、バラエティー番組を中心に存在感を増している。

 6月11日放送のテレビ朝日系『イワクラと吉住の番組』では、元モーニング娘。の矢口真里、元セクシー女優の三上悠亜とともにゲスト出演。大学生時代には頻繁に合コンに参加し、男性たちから言い寄られ、「毎日違う人とご飯に行く」ような生活を送っていたと、豪快なモテ話を披露した。

「女性アナウンサーも多様化している昨今ですが、それでもやはり会社員だということもあり、“真面目”であったり、“清純”であったりといったイメージを意識しがち。そんななか、フリーになったとは言え、ここまで過去のモテ話をあけすけに披露するのは、もはや清々しいくらいですね。いわゆる“あざとい”キャラで、男性ウケもいい森アナですが、そういった部分をトークでも発揮しているということですね。まさに、自分が何を求められているかをしっかりと理解したうえでのエピソード披露だったと思います」(テレビ局関係者・以下同)

バラエティータレントとしてはかなり高度なことをやっている

 6月からは、冠番組『森香澄の全部嘘テレビ』がテレビ朝日の深夜に1か月限定で放送中だ。キャバクラ嬢体験、自宅断捨離などのロケに森が挑戦するという内容だが、その番組名の通り、基本的には“嘘”のロケとなっており、フェイクドキュメンタリーのような形式だ。初回のキャバクラ嬢体験では、まるでベテランキャバクラ嬢のように見事な立ち回りを見せたほか、第2回の自宅断捨離ではミニスカポリスのコスプレを披露。さらにはその“自宅”には、“あざとい”に関する書籍がたくさん映り込むなど、そのキャラクターに沿った演出も多い。

「言うなれば、自分のパブリックイメージをすでに番組内でネタにしまくっているということ。もちろんそれが自然体だからこそできるということでもありますが、“あざとい”キャラで攻めていくというプロ意識の高さも見え隠れする。もはや単純なあざといキャラではなく、それを演じつつ新たなエンタメを生み出しているとさえ言えると思います。バラエティータレントとしてはかなり高度なことをやっているし、覚悟も感じられます」

 今年2月にはファースト写真集『すのかすみ。』を発売。2024年上半期のオリコン“本”ランキングの写真集部門では、9位にランクインした。ちなみに、同ランキングのベスト10に入った女性タレントは、1位の乃木坂46(5期生)、2位の乃木坂46山下美月、4位の日向坂46(小坂菜緒・金村美玖・正源司陽子)と森の4組。そのほかはすべて男性タレントの写真集だ。つまり、坂道シリーズのアイドルをのぞいた女性タレントの中では、森の写真集がトップなのだ。

「森さんは、グラビアの世界でもかなり需要が高いことが証明されています。そういう意味でも、同じく元局アナの田中みな実さんを追っていく存在であるのは間違いないですね。森さんも田中さん同様に俳優業にも積極的ですし、このままポスト田中みな実として、もっともっと売れていくと思いますよ」

作り込まれたあざといキャラと素の自分とのギャップ

 そんな森にとって、今後のネックとなるかもしれないのが、熱愛報道だ。

「モテエピソードは“いいネタ”になるんですが、実際の熱愛報道が出るとなると簡単ではない。それこそ報道が出た途端に、恋愛話がNGになってしまうかもしれない。そうなったら、完全に持ち味を失ってしまいますからね」(芸能記者・以下同)

 森は過去に番組で「彼氏に求める年収は103万円」などと話したこともある。つまり、理想の相手であれば自分が養ってもいいというわけだ。

「これでもしも会社経営者との熱愛が発覚しようものなら、やはりキャラが崩壊してしまうでしょう。現在の森さんのキャラクターは“あざとい”“モテ”などを軸に、かなり作り込まれているものだと言える。いまはそれがウケていますが、時間が経つとともに、素の自分とのギャップが見えてきてしまう可能性もある。そうならないように、作り込みを徹底していくのか、それとも徐々に素の自分を出していくのか……そのあたりをうまくやっていくことが、今後の課題なのかもしれませんね」

 ひとまずバラエティーやグラビアで結果を出した森だが、今後もまだまだキャラシフトがありそうだ。

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