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【過去には金銭トラブルも】デヴィ夫人 「新CM会見」常識破りの「猫耳大サービス」

NEWSポストセブン 2024年7月23日 16時15分

 猫の手のポーズを作って、バッチリとキメ顔。さらに体の向きを少しずつ回して、カメラマンにサービスショット────買い取り専門店「まねきや」の新CM発表会が7月3日に行われ、デヴィ夫人が登壇した。

 デヴィ夫人は真っ赤なドレスに身を包み、胸元と耳元にまぶしいジュエリーを光らせたいつもの豪華な装い。一方、顔には猫の鼻とひげを書き込み、ふわふわの猫耳と手を身につけて「招き猫」に扮していた。

「デヴィ夫人は登場と同時に自らポーズを取って、180度回転。さらに“もう一回しますか?”とサービス精神を披露していました。通常、このようなイベントでは写真撮影のための時間が別で設けられており、タレントが率先してポーズを取る必要はありません。この振る舞いは、長年芸能界で活躍してきたデヴィ夫人の“神対応”といえるでしょう」(芸能関係者)

 デヴィ夫人は今から約60年前の19才のころ、インドネシアのスカルノ大統領に見初められ、プロポーズを受けた。その後幸せな結婚生活を送ったものの、クーデターに巻き込まれてフランスへ亡命。パリの社交界では「東洋の真珠」と喝采を浴び、その後アメリカに移住した。実業家として成功を収めた2000年頃からは、日本のバラエティー番組にも出演するようになった。

 バラエティー番組では、忌憚ない意見をズバッと言い切る毒舌系のキャラクターで人気を集めるデヴィ夫人。しかし、それはあくまでも「表の顔」だ。長年、夫人を見てきた別の芸能関係者は次のように指摘する。

「彼女は毒舌なように見えて、実はメディアへの気配りがすごく丁寧で、細やかな人です。これは同じく毒舌キャラで人気だった“サッチー”こと野村沙知代さんにも共通していることですね」

 この日発表された新CMは「高価買い取り専門店」らしく、豪華な演出になっている。数々のまぶしい宝石類や絵画に囲まれた一室で、“招き猫メイク”を施した夫人が「高値で売らなきゃ、もったいにゃーい!」と叫ぶ、という内容だ。

 だが過去には「もったいにゃーい!」と叫ぶだけでは済まされないようなお金のトラブルも、デヴィ夫人は経験してきた。

「2017年、自身の事務所『オフィス・デヴィ・スカルノ』の元経理担当者に2億6800万円を横領されています。元経理担当者は業務上横領の疑いで逮捕され、懲役4年の実刑判決がくだされました。過去に側近の裏切りなどつらい経験をしてきたからこそ、決して驕らず、メディアにも“神対応”できるのでしょう」(前出・別の芸能関係者)

 招き猫は、金運アップの縁起物。今回のCM出演で、デヴィ夫人の金運も上がるだろう。

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