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小室圭さん「トランプ氏か、ハリス氏か」で“皇室コネビジネス”ピンチ 事務所は民主党支持、トランプ氏勝利なら政府案件への関与は厳しいか

NEWSポストセブン 2024年8月8日 15時15分

 トランプ、ハリス両氏の戦いとなったアメリカ大統領選。世界中が固唾をのんで見守るのは、ひとえに、その結果が自国へ大きな影響を及ぼす可能性をはらんでいるからだろう。アメリカの法律事務所に勤務する小室圭さんもまた、例外ではない──。

 今年は長男・悠仁さまが成年を迎えられ、次女・佳子さまが30才になられるという、秋篠宮家にとってのメモリアルイヤーだ。しかし、長女の小室眞子さんと一家の溝は依然として埋まらない。

「在ニューヨーク総領事館や外務省、宮内庁の関係者などを通じ、秋篠宮ご夫妻は眞子さんを気にかけられてきました。しかし、現在に至るまで“音信不通”の状態が続いており、途方に暮れられています。現在、表立った仕事をしていない眞子さんは、小室圭さんに依存した生活を送っているといえるでしょう。渡米から2年半が経過しましたが、ふたりはアメリカで孤立無援状態にあります」(宮内庁関係者)

 小室さんは、ローウェンスタイン・サンドラー法律事務所(以下、LS)で弁護士として働く。先輩弁護士の補佐的な役割を担う「アソシエイト」という立場でありながら、LS唯一の日本人として、期待されているようだ。

「小室さんは、ベテランのエリート女性弁護士の指導を手取り足取り受けています。彼女のような大物弁護士がキャリアの浅い小室さんのような新人の面倒を見るのは珍しく、“彼女は小室さんのためにLSに転職したのでは”と訝しむ声もあるほどです。それだけ小室さんが特別視されているということなのでしょう」(在米ジャーナリスト)

 ところが、順風満帆にみえるキャリアに、いまだかつてない脅威が忍び寄ろうとしている。この11月5日に投開票が予定されているアメリカ大統領選の結果によって、小室さんの弁護士人生が大きく左右される可能性がある──。

 小室さんの所属部署は「Global Trade & National Security」。直訳すると、「国際貿易と国家安全保障」だ。

「貿易や投資など海外取引に関する法律規制のアドバイスをする部署です。取引を希望するクライアントに的確に助言するためには、米政府の動向を逐一確認する必要があり、政府筋とのコネクションを構築することが求められます」(法曹関係者)

 小室さんはこの部署で複数の関連分野の担当を任されていたが、7月下旬、そのうちの1つであった「G-BRIDGE」のチームが“解散”する運びとなったという。

「G-BRIDGEは、民間企業が米政府とビジネスをする際の橋渡しのような役割を担っていました。しかし、LS内での最近の組織改編で、米政府の機関である『CFIUS』担当のチームに統合されたのではないかとみられています。小室さんは今年2月からCFIUS担当も兼務していますから、こちらの業務に注力することになるでしょう」(前出・法曹関係者)

 CFIUSとは米政府の対米外国投資委員会を指す。財務長官を委員長として、外国資本によるアメリカ企業の買収・合併を審査する機関だ。

「CFIUS担当はLSの業務のなかでも、特に米政府と密接にかかわる分野です。それだけに、大統領選の行方は重大です。政府機関は、民主党が勝つか、共和党が勝つかで、その方針もメンバーもガラリと変わりますからね。もしトランプ氏が大統領に選出された場合、LS、ひいては小室さんも、さまざまな面で不利益を被る可能性があります」(前出・在米ジャーナリスト)

トップも従業員も民主党に献金

 7月13日に起きたトランプ氏銃撃事件は世界中を震撼させた。銃撃の直後にもかかわらず、鬼気迫る表情で拳を突き上げたトランプ氏に熱狂した共和党支持者は少なくない。一方、民主党は、21日に現大統領のバイデン氏が撤退を表明。ハリス氏が党候補として正式に指名され、大統領選に臨むことが確定的となった。

「7月下旬時点の世論調査では、トランプ氏、ハリス氏の支持率にほとんど差がなく、選挙戦は大接戦とみられています。ただ、ハリス氏はバイデン政権において、初の女性かつ、アジア系で黒人の副大統領として大きな期待を集めたものの、就任後の評価は芳しくなかった。一方のトランプ氏の人気は過去最高といわれ、やや優勢とされています」(前出・在米ジャーナリスト)

 トランプ氏は「アメリカ第一主義」で知られ、立候補の時点で、外国から輸入される製品について、原則10%の関税をかける方針を表明している。

「トランプ氏が大統領に返り咲けば、海外との貿易や投資に関して、さまざまな制度変更があるでしょう。トランプ氏は極端な考え方なので、小室さんが日夜対応に追われることは間違いない」(前出・法曹関係者)

 トランプ氏再選の影響は、単純な業務量の増加にとどまらない。実は、LSは民主党支持派が多数を占める事務所として知られているのだ。

「事務所トップは熱心なハリス氏の支援者として知られ、2021年に1万3500ドル、2023年にも3300ドルを民主党に献金。LS社の今年の企業献金先は約97%を民主党が占めるほか、LSの従業員による政治家候補や委員会への献金先は、8割以上が民主党だということが、公開情報で明かされています。LSは筋金入りの民主党支持の事務所といえるのです」(前出・在米ジャーナリスト)

 LSはこれまで政府にかかわる案件も多数手がけてきた。

「小室さんの所属部署は、司法省、国防総省、財務省をはじめ米政府の中枢と連携を取る必要があります。ハリス氏が当選し、民主党政権が続けば、LSも小室さんもこれまで通り安泰でしょう。しかし、政権交代となれば状況は一変します。通常業務はおろか、国益を左右するような重要案件となれば、とてもトランプ共和党がLSの関与を歓迎するとは思えません。LSはトランプ氏の返り咲きに“待った!”をかけたい思いでしょう」(前出・法曹関係者)

 窮地に陥りかけているLSと小室さんに“起死回生の一手”があるとすれば、それは彼の「天皇の姪の夫」という肩書だ。トランプ氏は2019年に来日した際、メラニア夫人と共に天皇皇后両陛下の接遇を受けた。

「トランプ氏は令和皇室の最初の国賓として招かれました。お別れの懇談の際には、“本当の友人同士になりました”という言葉が飛び出したほど、両陛下のおもてなしに感激したようでした。トランプ氏が日本の皇室に好印象を持っていることは確かです。

『天皇の姪の夫』を切り札とする小室さんの皇室コネビジネスの手法が吉と出るか凶と出るかは未知数ですが……」(前出・在米ジャーナリスト)

 投開票まで100日を切った。命運を分ける日は刻一刻と近づいている。

※女性セブン2024年8月16・23日号

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