8月2日未明(日本時間、以下同)に開催されたパリ五輪・陸上の混合4×400メートルリレー予選。決勝進出が期待されたドイツ代表チームは予選2組で7着に沈んでしまったが、メンバーの中で最も注目されていたのが、「女神」と称されるルックスを持つアリカ・シュミット(25)だった。
「予選で惨敗したことを受けて、代表チームの男性ランナーとそのガールフレンドが『シュミットが代表に選ばれたのは選考委員のエコひいきだ』といったような内容をドイツの全国紙上で話したことで、ドイツ国内では大きな騒ぎになりました。その後、ドイツの陸上連盟が『シュミットは満場一致で選出された』と声明を出し、男性ランナーは謝罪する事態となりました。
2017年のU20ヨーロッパ選手権で銀メダリストとなり注目されたシュミットは、この年にオーストラリアのスポーツ雑誌で『世界で最もセクシーなアスリート』に選ばれ、SNS上でモデルやインスタグラマーとして活動を本格化させた。練習風景や日常のセクシーなショットをアップし、現在のフォロワー数は驚異の519万人になっています」(スポーツ紙記者)
シュミットのインスタグラムを見ると、ビーチで黒ビキニ姿での写真や、ベッドに寝転んだ状態での自撮りといったプライベート感漂う投稿も多い。スポンサーからの広告費やSNS上での収益で、高収入を得ていると言われている。
「お尻を強調している」「無礼だ」と批判の声も
そんなシュミットのインフルエンサーとしての活動に、ドイツ国内では批判の声もあった。元東ドイツの十種競技代表選手が過去、シュミットの投稿を「無礼だ」と評し、「陸上競技を続ける理由がお金なのであれば、彼女は成功できない」などと痛烈に批判していたことを、地元紙は報じている。実際、彼女の投稿するSNSにはファンからの賞賛の声が上がる一方で、〈お尻を強調しているね〉〈セクシーに見せている〉という声が寄せられるともあった。
そのような批判の声に対し、シュミットは「ほとんどのドイツ陸上競技選手にとって、スポーツで生計を立てるのは簡単ではない」と反論している。
「彼女は過去に、『私はSNSでお金を稼ぎ、別のアルバイトにかける時間を節約できる』と、自身の美貌を生かした仕事があることへの感謝も口にしていました。できるだけ多くの時間をアスリート活動に費やすため、インフルエンサーとして収入を得られるSNSは都合が良いと考えているのでしょう」(同前)
カメラマン彼氏とのキス現場
国内外で大きな注目を集めているシュミットだが、最近はプライベートでもメディアをにぎわせた。
「今年の6月に行なわれた大会で、会場に来ていたカメラマンに突如駆け寄りキスした場面を生放送で映し出され、大きな話題になりました。地元紙は、2人の交際期間は8年間にのぼると報じている。このパリ五輪でも、カメラマンの彼氏と密着する瞬間があるかもしれません」(同前)
シュミットが出場する女子4×400メートルリレーの予選は、8月9日に行なわれる。混合リレーの雪辱を果たせるか、注目だ。