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インスタ写真が「痩せて別人」と話題の深田恭子 本人が抱くボディイメージを不安視する声

NEWSポストセブン 2024年8月23日 7時15分

 数年前から、鍛えられた筋肉美や美脚について話題になることが多くなった女優の深田恭子だが、最近は、SNSへ投稿された写真が「痩せすぎて別人」と心配する声があがっている。臨床心理士の岡村美奈さんが、女優が抱きやすいボディイメージについて分析する。

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 顔の角度なのか、それとも光の加減なのか。「激やせしてる!?と思わず二度見してしまったのは、20日に公開された女優・深田恭子さんのインスタグラムだ。髪を後ろにアップし、ビジューがふんだんに使われているピンクのドレスは胸元が透けてみえ、大ぶりのゴージャスなネックレスがかけられている。うるうるとした大きな瞳がこちらを見つめ、柔らかい笑みをたたえた顔はこれが小顔というものか!というほど小さく、顎の線はこれまでにないほどシャープだ。

 12月公開予定の映画『はたらく細胞』(武内英樹監督)の追加キャストが20日、発表された。この映画は身体の中の細胞を擬人化し、その役割や働きを描くというユニークな内容で人気となっている漫画家・清水茜氏による同名の漫画が原作で、主演の赤血球を女優・永野芽郁さん、白血球を俳優・佐藤健さんが演じている。シリーズ累計発行部数は1000万部を超え、アニメ化もされた。アニメを見たことがあるが、勉強になるだけでなく、その設定の面白さや細胞同士の体内バトルのリアリティーある内容から、つい時間を忘れて見てしまった。

 その実写映画版に深田さんが肝細胞役で出演することになった。この日、出演情報が解禁されたことを受け、お姫さますぎるとSNSで話題になった撮影時のオフショットらしい写真が、自身のインスタグラムに投稿されたのだ。映画の公式ホームページのキャラクター、肝細胞の欄にも、年齢をまったく感じさせない美しい顔写真が載っていた。

 ここ数年、女優としての活躍よりプライベートが話題になることが多かった深田さん。ストレスが原因といわれる適応障害の悪化で一時は芸能活動を休止。復帰した後も痩せた姿が捉えられ、彼女を案じる声が上がったこともあった。そんな彼女を支えていたのがゴールイン間近といわれていた不動産投資会社会長だ。だが2人は昨年末に破局。当時、公開されたNEWSポストセブンの記事によると、原因は彼女の二股疑惑だったらしい。その彼も女優・西内まりやさんとの交際宣言からわずか1か月で破局したと、8月19日のNEWSポストセブンの記事で報じられたばかりだ。

 そんな彼との交際期間中、彼をあぜんとさせていたのが深田さんの深酒だったと、破局時の記事には書かれていた。深酒と聞けば心配になるのは肝臓だ。その70~80%を構成し、物質の代謝や解毒をこなすというのが肝細胞になる。お酒が好きな深田さんがその役を演じるというのは、適役と言えばいいのかわからないが、彼女の肝細胞役は、アニメのキャラクターよりゴージャスでセクシーで高級クラブのママのような雰囲気が漂っていた。

 写真の彼女の胸元は豊かだが、首も細く、全体的にほっそりしている印象を受ける。投稿文の最後には「皆さま毎日の暑さお身体大事になさってください」とあるが、痩せて見える彼女の身体のほうが心配になる。おそらく何枚か撮られたオフショットのうちの一枚を投稿したと思われるが、これを選んだ彼女の「ボディイメージ」は歪んでいないのだろうかと気になってくる。

 ボディイメージとは、自分の身体について思い描いた心象や視覚的イメージのこと。これという固まった固定的なものではなく、その時の心理状態や環境などによって変化する。モデルや女優、タレントらだと、細身のボディラインを理想とする傾向が強いといわれる。だが理想も行き過ぎると、細ければ細い方が美しいという歪んだボディイメージが強くなることがある。深田さんの写真からは明るく可愛く健康的というイメージより、そんな不安を感じてしまうのだ。

 暑さの中の撮影だと思うが、くれぐれもお身体を大事にしてほしい。

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