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《実家は120坪の豪邸》斎藤元彦知事の「秀才幼少期」時代「イケメン東大生としてテレビ出演」未成年の女子を気遣う“爽やか素顔”

NEWSポストセブン 2024年8月28日 7時13分

 パワハラなどの疑惑を内部告発され、渦中にいる兵庫県・斎藤元彦知事。8月23日には調査特別委員会である「百条委員会」の証人尋問が行なわれ、県職員を対象としたアンケートの「中間報告」も公開された。

 アンケートでは職員の約4割が斎藤氏のパワハラを「見聞きしたことがある」と回答しており、知事の辞職を求める声が広がっている。一方で知事はいまだ自身の進退について言及しておらず、県庁内部でも「動揺は広がっている」(県職員)という。大混乱を引き起こした斎藤氏は、そもそもどういうキャリアを歩んできたのか。【前後編の前編】

 兵庫県神戸市須磨区で生まれた斎藤氏。祖父は、地元・長田区と須磨区で事業を行なうケミカルシューズの製造会社の社長だった。斎藤氏を幼少期から知る地元の知り合いが語る。

「実家は約120坪もある大きな家で、おじいさんを中心にいとこの世帯も一緒に住んでいました。元彦くんは親しい間柄の人には『もっちゃん』と呼ばれていましたが、親族の中でも一番のイケメンだと言われて、特におじいさんから相当可愛がられてましたね。勉強も同級生と比べて頭ひとつ抜けていました」

 不自由ない幼少期を過ごした斎藤氏は中学受験をし、愛媛県の中高一貫校に合格。6年間の寮生活と地元での浪人生活を経て、東京大学の文科二類に合格した。

 大学時代について斎藤氏は、自身の公式ウェブサイトで〈気ままに暮らし、あまり授業に出席しない日々でした〉と振り返っている。一方でこの頃から、表に出ることには積極的だったようだ。

「あかんで」と優しくお酒を取り上げた

「当時のバラエティ番組で、元彦くんは『イケメン東大生』として取り上げられたことがあるんです。元彦くんからも『テレビに出ました』と連絡があって、地元では盛り上がったんですよ。

 元彦くんが大学生くらいの時だったと思いますが、地元で20人くらいの集まりがあった時、当時まだ成人してなかった元彦くんの友人の女の子が、周りにまじってお酒を飲もうとしたんです。その時、元彦くんは『あかんで』と言って、優しくお酒を取り上げていたのを覚えています。自分が知る限り、元彦くんは優しくて真面目な好青年というイメージで、パワハラなんて想像もできなかった」(前出の知り合い)

 好青年として知られていた斎藤氏に、なぜ県政を揺るがすようなパワハラ疑惑が浮上しているのか——。後編記事では、斎藤氏が政治家を志すきっかけになった人物や、“パワハラ気質”が生まれた背景などについて詳報する。

(後編につづく)

 

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