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《消えた神田沙也加さんとの共演歴》元恋人・前山剛久が新設サイトの出演歴から「マイ・フェア・レディ」を削除した理由

NEWSポストセブン 2024年9月3日 17時0分

「もう一度、日本の芸能界でやり直したい」──元俳優の前山剛久(33)が『週刊女性』のインタビューに答え、芸能界復帰に意欲を示した。インタビューでは、かつて将来を約束した相手である神田沙也加さん(享年35)との関係を振り返っている。

 今年2月にInstagramアカウントを開設した前山。復帰宣言を受けてコメント欄には厳しい声が殺到し、炎上状態となっている。

「これまで前山さんはInstagramのコメント欄を閉じていましたが、覚悟の表れか、『週刊女性』でインタビューを受けたことを報告する投稿で初めてコメント欄を開放しました。

〈お帰りなさい〉と温かく迎えるファンもいますが、〈表舞台に立つのは控えてほしい〉や〈メンタル強いですね〉といった厳しい声も寄せられています。9月3日現在、640件のコメントがついていると表示されるものの、実際に閲覧できるのは100件にも満たない数のようです。誹謗中傷に該当するコメントが大量に非表示になっている可能性があります」(スポーツ紙記者)

新設HPに見られた「違和感」

 前山の新たなホームページも開設された。〈THANK YOU EVERYONE.START FROM HERE(みんなありがとう。ここから始めよう)〉というメッセージとともに、リラックスした雰囲気の宣材写真をあしらったシンプルな作りのページだ。これまでの出演歴も記載されているが、実は、“ある作品”が抜けている。

「2021年11月より上演した舞台『マイ・フェア・レディ』は、帝国劇場でのミュージカルという思い入れの深い作品だったにもかかわらず、出演歴に載っていません。同舞台では沙也加さんがヒロイン役を務めていました(※朝夏まなととのWキャスト)」(芸能プロ関係者、以下同)

『マイ・フェア・レディ』札幌公演の最中である2021年12月18日、沙也加さんは、滞在していた札幌市内のホテルから転落して亡くなった。前山は〈神田沙也加さんと真剣なお付き合いをしており、将来を見据えたお話もさせていただいておりました〉と公表し、同舞台を降板。心身の不調のため活動を休止して、2022年6月末、所属事務所を退所するとともに芸能界を引退した。

「途中で降板したこともあって、前山さんは、『マイ・フェア・レディ』をどうしても出演歴に乗せることはできなかったのでしょう。『なかったことにしようとしている』などと周囲は言うかもしれません。ネット上では冷血漢扱いされていますが、彼は彼で心に深い傷を負い、今も乗り越えようとしている最中なのだと思います」

 前山は『週刊女性』のインタビューで、沙也加さんのマネージャーに「お墓の場所を教えてほしい」と連絡したものの返事がなかったことを明かして、「来てほしくないということなら仕方ありませんが、この記事を見てご一報いただけるとありがたいです」と関係者に呼びかけていた。

もう一つの「不義理」

 ただ、沙也加さんの両親である神田正輝(73)と松田聖子(62)にとっては、さまざまな意味で複雑な感情を抱かせる発言だったかもしれない。前出の芸能プロ関係者が指摘する。

「彼なりに過去に向き合うため沙也加さんの墓前に手を合わせたいのでしょう。ただ、神田正輝さんは『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ)の卒業が約1か月後に迫ったタイミングです。そして、実は松田聖子さんは松田聖子さんでコンサートツアーのまっただ中だったのです。それぞれの仕事が大事な時期に心をかき乱すようなメッセージを発信してきた前山さんに対して、おふたりとその周囲の関係者は、“なぜ今……”と内心苦々しく感じたかもしれません」

 前山の呼びかけは届くのか。

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