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神田沙也加さんの元恋人・前山剛久の芸能活動再開宣言 “とやかく言う人ではない”松田聖子も我慢の限界か 元夫・村田充は意味深投稿

NEWSポストセブン 2024年9月5日 7時15分

「村田さん、何が違っていたのでしょうか?」──記者の問いかけに一瞬こちらを見たが、すぐに踵を返した。2021年12月に急逝した神田沙也加さん(享年35)の元夫である俳優の村田充(47才)。彼はいま、晴らしどころのない怒りを抱えているに違いない。8月29日、村田は自身のXに《記事の内容は、私が知っているものとは違ったようだ》と投稿。それが意味深だと話題になった。

「タイミング的に、あのインタビューへの違和感だったと思わずにいられませんね。短い一文からは、怒りのようなものすら感じます」(芸能関係者)

 あのインタビューとは、8月27日発売の『週刊女性』に掲載された、前山剛久(33才)の芸能活動再開に向けた「復活インタビュー」のことだ。沙也加さんの交際相手だった前山は彼女が亡くなる直前まで一緒にいた、彼女の死を深く知る人物だとされてきた。記事では沙也加さんのことにも触れている。今回、告白するに至った経緯を、前山はこう話した。

《これから地道に芸能活動を再開させたいと考えていますが、その前に、一度、自分の言葉であのときのことを説明する義務があると思いました》

 沙也加さんと前山は2021年にミュージカル『王家の紋章』で共演したことを機に、同年秋に交際を始めた。

「沙也加さんとしては年齢的にも結婚を視野に入れた本気の交際でした。将来を見据えて同棲を提案し、ふたりで住むマンションの契約も済ませていたようです」(別の芸能関係者)

 だが12月中旬にふたりの関係が悪化し、同18日、前山と共演するミュージカル『マイ・フェア・レディ』の公演のため宿泊していた北海道札幌市内のホテルで沙也加さんは転落死した。死後、『週刊文春』(2022年1月13日号)が、当時、前山には“二股疑惑”があったことに加え、前山が沙也加さんに罵声を浴びせる録音データの存在を報じた。

「『文春』によると、前山さんは沙也加さんに“死ね”と4度繰り返し、すすり泣きながら“死ねって言わないで”などと返した沙也加さんに、“もう死ねば。みんな喜ぶんじゃない?”と追い打ちをかけたというのです。当時、沙也加さんは精神的に不安定で薬が手放せない状況でした。そんな沙也加さんには、つらく長い時間だったのではないでしょうか。

 今回のインタビューで前山さんは、彼女が亡くなる直前にはすでに破局していたとして二股を否定していますが、沙也加さんの遺族や関係者にとっては、いまさら触れてほしいことではなかったのかもしれません」(前出・芸能関係者)

 元夫の村田が違和感を覚えたというのだから、遺族にとっても感情を逆なでされる内容だったのではないか。たったひとりの娘を失った松田聖子(62才)にとって、このインタビューは平穏を取り戻しかけていた心を再び悲しみのどん底に突き落とすものだった。

「2人は一卵性母娘と呼ばれるほど仲がよかった時期もありますが、互いの異性との交友関係をめぐり激しく対立したこともありました。最後の衝突とされているのが2017年です。沙也加さんは聖子さんの事務所から独立し、聖子さんには報告せずに村田さんと結婚。それ以降、関係修復はなかったといわれています」(前出・芸能関係者)

 そんななかでの突然の別れ。聖子の反応は意外なものだった。 

「娘からの相談を受けられなかった自分が悪いと、悔やんだそうです。そして男女の関係の機微を知る聖子さんは、“死ね”と罵倒した前山さんを責めることはなかった。沙也加さんの死後、憔悴した前山さんが芸能活動を休止し、母親のサポートを受けて暮らしていたという話も耳に入ったようで、彼の体調を心配することもあったほどです」(聖子の知人)

墓の場所を教えて欲しい

 だがその後、聖子を困惑させる出来事が起きていった。最初は2022年3月に報じられた、前山と沙也加さんの「結婚計画」だった。

「140万円の結婚指輪を購入し、1人5万円の高級レストランでプロポーズするというプランとともに、ふたりが頬を寄せ合う写真や出されなかった婚姻届が一部で報じられました。ふたりの関係が美談として扱われたこと、しかも当事者しか知り得ないものばかりで、聖子さんサイドはリークした人に対して怒りを禁じ得なかったそうです」(前出・聖子の知人)

 今年2月には、前山がインスタグラムのアカウントを開設し、韓国で撮影したと思われる写真を公開。2022年6月に所属事務所を退所して芸能界を引退していた前山だったが、インスタ開設は「韓国で活動再開か」と話題を呼んだ。

「娘を亡くした聖子さんの傷はいまも癒えず、ファンが望むお別れ会の開催も“静かに偲びたい”との思いから見送っています。聖子さんは、彼が活動再開することにとやかく言うような人じゃない。ただ、復活するなら、できるだけ静かにやってほしかったのが本音ではないでしょうか」(前出・聖子の知人)

 今回の「復活インタビュー」は、聖子の思いを無視したものだった。

「前山さんは、沙也加さんから別れを切り出され、その後に復縁を申し込まれたことなどを赤裸々に語ったうえに、韓国に1年間留学して歌と語学を学んだことを報告して、《芸能活動を再開させたい》と宣言した。彼のなかでは禊は済んだ、という思いなのかもしれませんが、聖子さんにとっては、娘の死を蒸し返された気になっても不思議ではない。これまでは容認していたけど、我慢の限界といった心境でしょう」(前出・聖子の知人)

 沙也加さんが亡くなった後に、彼女の関係者からは一切連絡がないとインタビューで明かした前山。当時の沙也加さんのマネジャーに、墓の場所を教えてほしいと連絡をしたが返事がなかったとして、《この記事を見てご一報いただけると幸いです》と言葉をつないだ。

 これまで連絡がない。それこそが、聖子からの意思表示なのではないだろうか。

※女性セブン2024年9月19日号

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