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松本潤、野田秀樹氏の舞台で共演する長澤まさみを“別宅”に招いて打ち上げを開いた夜 私生活では距離があった2人がお互いを高め合う関係に

NEWSポストセブン 2024年9月6日 7時15分

 超大型の台風10号が列島に迫りつつあった8月25日の夜7時頃、都内屈指の高級マンションのエントランス前に、1台の大型車が停車した。後部座席から降りてきたのは、白のタンクトップにデニム生地のオーバーオールを合わせ、ツバの広いハットで顔を隠した長澤まさみ(37才)だ。大きな紙袋を提げた彼女は、足早にマンションへと入っていく。長澤が向かったのは、ここ最近、芸能関係者の間で“松潤の別宅”と認識されている部屋だった──。

 2008年公開の映画『隠し砦の三悪人 THE LAST PRONCESS』で松本潤(41才)と長澤は初共演。2010年に放送されたスペシャルドラマ『わが家の歴史』(フジテレビ系)で再び共演し恋人役を演じるなど関係は古いが、プライベートでの2人の親密な姿が目撃されたことはなかった。

「松本さんはドラマ『花より男子』(2005年/TBS系)で共演した井上真央さん(37才)との交際が、長年噂されてきました。一方の長澤さんも、2007年にドラマ『優しい時間』(2005年/フジテレビ系)で共演した二宮和也さん(41才)との半同棲が報じられ、その後、伊勢谷友介さん(48才)との熱愛が話題を集めたこともありました。だけど、それ以降、2人ともに浮いた話は聞こえてきませんね」(芸能関係者)

 共通の友達は多く、松本が親友と公言する小栗旬(41才)と長澤は数多くの作品で共演。長澤を“性別を超えた仲間”と呼ぶ山田孝之(40才)と松本は15年来の友人だ。近くにいながらもプライベートでは距離があった2人が、同じマンションの一室に出入りするほどに急接近したのは、ともに出演する舞台『正三角関係』が大きく影響している。

「松本さんから声をかけた」

 世界的演出家の野田秀樹氏(68才)が手がける同舞台は、ロシアの文豪・ドストエフスキーの代表作『カラマーゾフの兄弟』をモチーフに、野田氏が「日本のとある場所のとある時代の花火師の家族」の話として作り上げた物語。花火師で三兄弟の長男を松本が演じ、物理学者の次男を永山瑛太(41才)が、そして聖職者の三男を、性別を超えて長澤が演じている。7月に東京で開幕し、福岡、大阪と公演を続けて、演劇の本場・英ロンドンでも上演される一大プロジェクトだ。

「松本さんは野田さんと20年以上の親交がありますが、彼の舞台に出演するのは今回が初めてでした。野田さんの舞台は稽古の前にワークショップを重ねて世界観を作り込んでいくのですが、松本さんは世界レベルの難解な“お題”に戸惑うことも多かったようです。そうしたなかで、野田作品2作目の出演になる長澤さんの存在は刺激的だった。率先して難題に取り組む彼女の姿勢や、共演者を鼓舞する姿に感銘を受けたそうです」(舞台関係者)

 5月30日をもって、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)を退所した松本。独立後の俳優初仕事が野田氏の舞台ということで、並々ならぬ思いで励んでいたはずだ。

「そんな松本さんにとって、長澤さんの存在は心強かった。一方の長澤さんも、野田さんの演出に適応していく松本さんの引き出しの多さに驚かされたそうです。劇中で松本さんは心が荒廃した花火師を演じ、長澤さんは男と女の2役を演じ分けています。2人とも難しい役どころですが、互いに高め合いながら役を固めていきました」(前出・舞台関係者)

 幕が開くと、世界観や出演者が喝采を浴びたのは言うまでもない。そんな熱量の高い舞台が一息ついたのが、冒頭のシーンだ。その日は7月中旬から始まった東京公演の千秋楽で、松本の誕生日を5日後に控えた日でもあった。

「長澤さんが入ったマンションは、過去に松本さんが“共演者やスタッフを呼び寄せていた別宅”として報じられたことのある場所ですね。いわゆる“隠れ家”でしょう」(前出・芸能関係者)

 舞台の稽古期間を含めると、4か月以上も濃密な時間をともにしてきた2人。松本の別宅でどんな一夜を過ごしたのだろうか。松本の所属事務所に聞くと、「松本の友人宅を借りて、長澤さんを含む舞台出演者のかたがたと打ち上げを行いました」とのこと。長澤の所属事務所も、「舞台の出演者が集まり、打ち上げが開かれたと聞いております」と答えた。

「東京公演を完遂した共演者らに、松本さんから声をかけて開催されたそうです。舞台は今後も続きますが、一緒に舞台を作り上げた共演者らをねぎらいたいという気持ちがあったのでしょう。でも自宅に招くと気を使わせてしまうと考えた松本さんが、“別宅”を会場にしたわけです。ネタバレになるので多くは言えませんが、劇中では緊迫関係にある松本さんと長澤さんも、この日は笑顔が絶えない熱い夜を過ごしたそうです」(前出・舞台関係者)

 三角関係から親密関係に──とはならなかったか。

※女性セブン2024年9月19日号

 

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