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【まさに“代打の女神さま”】松本若菜、“別の女優が急きょ降板”で10月ドラマで2クール連続主演 『西園寺さん』も企画段階では違う大物女優が主演の予定だった

NEWSポストセブン 2024年9月8日 7時15分

“家事をしない女性”から“悪女”に転身だ。8月30日、10月期のドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ系)で、松本若菜(40才)が主演を務めることが発表された。同作は妊娠を望んでいるものの夫婦仲が冷え切っている主人公が、ひょんなことから幼なじみとの子を宿してしまい、苦渋の末に夫の子だと偽って出産し、育てていくというストーリー。松本といえば、現在放送中のドラマ『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)でも主演を務めているため、2クール連続の主演となるわけだが──。

「多忙なスケジュールを強いられる連ドラの主演を2クール連続で務めることはめったにあることではありません。ましてや松本さんは『西園寺さん〜』がプライム帯(19〜23時)のドラマ初主演。

 2作も主演が続くのには、素直に喜べない事情があるといいます。実は『わたしの宝物』は当初ほかの女優さんで企画が進行していたものの、撮影直前になって急きょ松本さんにお鉢が回ってきたというのです。いわば、彼女は“代打”なんです」(テレビ局関係者)

 異例の突然のオファーだったが、松本は同作への出演を快諾。その背景には、自身が暗黒期と振り返る長い下積み時代があった。2007年に22才でデビューするも、鳴かず飛ばずの日々が続いた松本。俳優業では生計を立てられず、30代前半まで飲食店でアルバイトをしていたという。

「松本さんは2022年に放送されたドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)で大ブレークを果たします。いまは『俳優業をしたくて仕方がない。巡ってきたチャンスを手放すという選択肢はない!』と、ド根性を見せているそうです」(芸能関係者)

 松本に主演が決定するや否や、急いで広告のポスター撮影や衣装合わせが行われたという。

「当初主演を務める予定だったのは、悪女の演技に定評がある女優Aさんでした」と話すのは、ある制作会社関係者だ。

「Aさんの雰囲気がストーリーにピッタリだと、周囲の期待も高まっていました。しかし、撮影の直前に『どうしてもドラマに参加できない事情ができた』とテレビ局側に説明があり、急きょ降板という流れになったんです。しかし、今作はAさんの主演作だからと、オファーを快諾した共演者も少なくなかった。それが直前になって主演が交代すると聞かされたものだから、共演者たちのなかには、困惑ぶりを隠せなかった人もいたそうです」(前出・テレビ局関係者)

 そこに救世主として現れた松本。重圧を感じないわけがないが、「彼女なら大丈夫でしょう」と前出のテレビ局関係者は太鼓判を押す。

「何を隠そう、今回ほどギリギリの変更ではなかったものの『西園寺さん〜』も企画段階では、違う大物女優さんが主演する予定だったとか。松本さんはいわば“代打の女神”として、引っぱりだこなのです。

 それでも『西園寺さん〜』で、仕事やプライベート、そして両親の関係性に複雑な思いを抱く難しい役どころをコミカルに、時にシリアスに演じる松本さんには、『はまり役』『松本若菜以外考えられない』との呼び声も高い。唯一心配なのは、ハードな撮影が続くことで松本さんが体調を崩さないかどうか、それだけです」

“本家”以上の作品になりそうだ。

※女性セブン2024年9月19日号

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