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ロコ・ソラーレに新たな筋肉ムキムキ選手、藤澤五月超えの“肉体”目指す人気選手 ボディビル系トレーニングを控える「暗黙の了解」

NEWSポストセブン 2024年9月10日 17時30分

 2024-25シーズンが、8月下旬よりスタートしたカーリング女子の「ロコ・ソラーレ」。シーズン初戦となった「アドヴィックスカップ2024(8月22日~25日・北海道)」では、リードの吉田夕梨花(31)が腎臓結石の手術後のため欠場となり、セカンドの鈴木夕湖(32)、サードの吉田知那美(33)、スキップの藤澤五月(33)の3人体制で挑んでファンを驚かせた。

 本来は1エンドで4選手が2投ずつ石を投げるが、今大会では鈴木が1~3投目、吉田(知)が4~6投目、藤澤が7~8投目を担当。異例のプレーの中、何とか準決勝まで勝ち進んだが、「フォルティウス」に1点差で惜敗。続く3位決定戦でも敗れ、最終順位は4位だった。その翌週に行われた「アルゴグラフィックスカップ(8月29日~9月1日・北海道)」で吉田(夕)が復帰したものの、北海道銀行に決勝で敗れ、準優勝となり、苦戦が続いている。

「ちょうど1年前の夏のオフシーズンには、藤澤選手がボディメイクコンテスト『MOLA CUP』に出場し、鍛え抜かれたムキムキの筋肉美を披露して大騒動となりました。本人はメディアで『そこまで大事になるとは私も思っていなかった』と、当時の心情を語っていました。今年の同大会には出演していませんが、実は『ロコ・ソラーレ』には彼女以上に筋トレに励んでいるメンバーがいるんです。それが吉田知那美選手です」(スポーツ紙記者)

《今日はマックスパワーの測定日でした。わたしの今季のデッドリフト、スクワットのマックス目標は82.5kgです。ここまで到達できた場合、万が一、夫が火事場や危険地帯で突然倒れたり足を負傷して動けなくなったとしても私が担いで救助できるからです》」(7月12日付けの本人インスタグラムより抜粋)

 吉田選手は自身のSNSでトレーニングの様子を複数回投稿している。シーズンオフ期間の7月3日の投稿では、鍛えた肉体が感じられるブラトップ&レギンス姿を披露。また4月3日にさかのぼると、サップヨガでビキニ姿の逆立ちで抜群のボディバランスを見せていた。

「デッドリフトは下背部、臀部、脚部などを鍛えることができるウエイトトレーニングの種目です。一般的には自身の体重と同じ重量が1つの指標と言われています。

 体重50キロ程度の吉田さんが80kg以上を目標にしているということは、中級者~上級者のレベルに達しているといっても過言ではありません」(ウインタースポーツ関係者)

あくまでも競技力向上のためのトレーニング

 吉田(知)も“魅せる筋肉美”で強烈なインパクトを残した藤澤選手を目指しているのだろうか。

「彼女は筋トレの他にもサップやゴルフ、登山、マラソンなどオフには体を動かすことを積極的に行っています。

 カーリングは冬の競技ということもあり、長袖・長ズボンのユニフォームを着用します。そのため筋肉は目立ちませんが、実は想像以上に鍛え抜かれた筋肉を日々トレーニングで作り上げています。ただ、彼女は藤澤さんのようなボディメイクなどには関心はないようで、あくまで競技力向上のためのトレーニングです」(同前)

 藤澤も現在、吉田(知)と同様、試合中に必要な体幹や柔軟性を高めるトレーニングを行っているという。

「シーズン中は、メンバー全員が試合やオンアイス練習以外の時には、筋力を維持するためのトレーニングは行っています。チームの創設者であり、代表の本橋麻里さんは、試合に集中することが最も重要だと考えているため、騒動に発展するようなボディビル系のトレーニングは“暗黙の了解”で控えているそうです」(同前)

 国内での連戦が終わった「ロコ・ソラーレ」はカナダに渡り、現在10月中旬まで5試合を戦う予定。“ムキムキ”を封印して『日本代表』に返り咲くことを目指しているロコ。来年結成10周年を迎える彼女らの大活躍を期待したい。

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