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【“なかった”ことに】羽生結弦の元妻「消された出会いのきっかけ」に込めた覚悟

NEWSポストセブン 2024年9月15日 11時15分

 プロに転向して3年目。コンスタントにアイスショーへ参加し、写真集などが発売されるたびに大きな話題を集める羽生結弦。昨年8月に自身のSNSで入籍を報告し、わずか3か月で離婚を発表してから約1年が経つが、相手女性は完全に“過去”と決別したようだ。

 羽生が伴侶として選んだのは、バイオリニストとして活躍していた末延麻裕子さん(37才)だった。入籍時には、それまで所属していた芸能事務所を退所し、SNSなどを一切削除、 “一般人”として羽生の妻になった末延さん。2人の出会いは、氷上だった。

「『ファンタジー・オン・アイス2019』というアイスショーで、フィギュアスケーターとバイオリニストとして共演したことが、2人が結ばれるきっかけだったといいます。羽生さんはこのアイスショーに怪我で欠場を余儀なくされた2016年以外、2010年からずっと参加を続けています」(フィギュアスケート関係者)

 共演の後、結婚に至り、生涯の愛を誓い合った2人だが、いまはそれぞれ別の道を歩んでいる。一度はバイオリニストを引退した末延さんも、今年に入った頃から、知人が主催するイベントにゲスト出演したり、ディナーショーを開催したりと、徐々に演奏活動を再開している。

 9月7日には末延さんが、香川県を中心に活動するテノール歌手が11月末に主催するコンサートにゲスト出演することが明らかになった。コンサートを告知するフライヤーには出演者のプロフィールが記載されているのだが、その内容について「なかったことになっていますね……」と苦笑するのは、地元メディア関係者だ。

「プロフィール欄には、末延さんの略歴のほか、近年の活動実績についても記載されているのですが、『ファンタジー・オン・アイス2019に出演し、アリーナ・ザギトワ選手、エリザベータ・トゥクタミシェワ選手、荒川静香、織田信成とソリストとして共演』と、アイスショーでの羽生さんとの共演が、まるっきりなかったことになっているんです。ほかのスケーターの名前があるのに、羽生さんの名前がないため、あえて“削除した”と考える関係者が少なくないようです」

 前述のとおり、このアイスショーで羽生と末延さんは共演を果たし、末延さんが演奏する、羽生が2018-19年シーズンにフリースケーティングで使用した『Origin』という楽曲に合わせて、羽生は情熱的な演技を披露していた。のちにテレビでショーの様子が放映された際も、「ヴァイオリン:末延麻裕子」とテロップが出されていた。

「プロフィールとしてわざわざ記載するくらいですから、アイスショーは末延さんにとって思い出深い出来事だったのでしょう。ただ、世間からは、末延さんに対しさまざまな角度の視線が向けられていることも事実です。

 自身のバイオリニストとしての実力で再起を果たそうとしているのに、羽生さんの名前を出せば、バイオリン以外の要素で注目を集めてしまいかねない。彼女は離婚と同時に、“羽生さんという過去”とは決別するという覚悟を決めたのではないでしょうか」(芸能関係者)

 一流のアーティストとフィギュアスケーターの「共演」がなかったことになってしまうのは、寂しいものだ。

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