元テレビ東京の局アナで、グラビア活動もしているフリーアナウンサーの森香澄（29）。その美貌や言動などが“あざとい”とお茶の間で人気を博し、退社後もネット媒体のCMに複数出演するなど活躍の場を広げている。
「森さんは東京女子大を卒業後、テレビ東京に入り学生時代から憧れていたアナウンサーとして多くの番組を担当しました。社員時代から、アイドルのようなルックスを活かしたSNSなどの活動もしており、瞬く間に人気アナの仲間入りを果たしました。
2023年の3月末に退社し、今年の6月には初の冠番組『森香澄の全部嘘テレビ』（テレビ朝日系）が始まり、7月にはファンクラブも開設して飛ぶ鳥を落とす勢いです」（スポーツ紙芸能担当記者）
直近では自身のインスタグラムで、韓国留学中で一時帰国していた妹とのツーショットを披露し、「美人姉妹」と話題に。さらに8月下旬には深夜ラジオ『オールナイトニッポン0』で同番組パーソナリティに初挑戦し、家族について父親と母親、そして妹がいることを明かしたうえで「家族仲いいんです」と語っていた。
実は、その父親はテレビ関係者の間で有名な存在なのだという。かつて森は、 ABEMAの『チャンスの時間』の番組内で、「今、ここで初公開なんですけど、私の父親、作家なんです」 と、父が放送作家であることを明かしていた。
「世間的にはあまり知られていませんが、父親のAさんはテレビ業界で長年活躍している放送作家です。日本テレビ系列の『ニュースZERO』や、警察密着の特番など、さまざまなジャンルの番組を手がけて活躍している売れっ子です。
香澄さんには妹さんがいらっしゃいますが、2人ともかわいがっている娘思いのお父さんです。香澄さんの名前はドラマだかアニメ作品に好きなキャラクターがいて、それにちなんで名付けたと聞いたこともありますね。“2人のどちらかをひいきにすると、もう一人が妬んできて大変だ”と話していたこともあります。娘さんたちが好きなようですね」
そんなAさんは、5月に人知れず東京・新橋にラーメン店をオーナーとしてオープンさせていた。この店も、業界人には有名な存在だったようだ。
「もともとAさんが好きだったけど閉店してしまった恵比寿のラーメン店があって、その味を復活させたいというのが開店の動機だったそうです。資金も自ら準備したといい、今年の5月にJR新橋駅の近くに開店したんです。味のコンサルとして外部の意見も取り入れているので、とてもおいしかったですよ」（同）
森香澄も訪れていたラーメン店
8月末、記者が現地に足を運んだ。JR新橋駅から徒歩2分ほど、大通りの烏森通りから細い路地を入った先に、そのラーメン店はあった。年季の入った青いビルの奥まった場所にあり、少し分かりづらい。店内にはカウンター席が8席、いかにも業界関係者に人脈をもつオーナーの店といった趣きで、壁には俳優・小泉孝太郎の開店祝いや、俳優・勝矢や人気急上昇中のお笑い芸人・ランジャタイの国崎和也らのサインも飾られていた。
「正式なオープン前に森さんも一度、Aさんの妻、つまり彼女のお母さんと来店していますが、現在所属している事務所の関係上、ラーメンはアウトらしくて（笑）。『（糖質の少ない）こんにゃく麺があれば、また来られる』と言っていたようですが、Aさんにその気はないようでした」（同上）
同店は8月11日放送の『がっちりマンデー！！』（TBS系列）に取り上げられていた。番組ではMEOと呼ばれる地図アプリで検索された際に、上位に表示されて宣伝効果をあげるサービスを導入する店として登場していた。番組内で「効果は2～3カ月で出る」と説明されていたが、それを待たずに8月末に急遽閉店したのだった。店舗関係者が明かす。
「赤字だったことに加えて、Aさんとあるスタッフが揉めて、そのスタッフが辞めてしまったんです。揉めた原因はたくさんあるようですが、当初、深夜残業代などが支払われていなかった。労働基準法に定められている雇用条件通知書 もなかったようです。
辞めたスタッフの穴埋めが出来ず、テレビに取り上げられて2週間ほどで急遽、閉店してしまいました。現在は分かりませんが、閉店後になっても残業代が支払われていない別のスタッフもいたようです」
事態を打開しようとSNSによる情報発信にも力を入れていたというが……。
「香澄さんを使えば宣伝の力もすごいのにAさんはそれだけは絶対にしないんです。香澄さんの名前は絶対に出さない。その理由は『バイトテロにあったら、娘に迷惑がかかる』とのことで……」
Aさんに話を聞くと以下のように回答した。
「お店に関しても娘のことに関してもお答えしておりませんのでご理解いただけると助かります。ただ、未払いに関しては法律に関わることですので、8月末で店は閉店しており、8月分までの給与の支払いは全て完了していますので、未払いがない事だけはお伝えしておきます」
お互いに迷惑をかけない──森アナにとっても、同じ業界で働く父との距離感は難しいところがあるのかもしれない。