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『めざましテレビ』卒業の三宅正治アナ 送別会にライバル『ZIP!』から“花束&水卜麻美アナからの手紙”のサプライズ 軽部アナは現役続行で30年越えへ 

NEWSポストセブン 2024年10月8日 7時15分

 昼下がりの宴会とは、この番組ならではだ。9月27日の午後2時頃、東京・お台場の飲食店に続々と人が集まり始めた。行われていたのは、『めざましテレビ』(フジテレビ系)で12年半にわたりメインキャスターを務めた三宅正治アナ(61才)の送別会。レインボーブリッジを一望できる店内には100人を超える関係者が駆け付けた。 

「軽部真一アナ(61才)、井上清華アナ(29才)、西山喜久恵アナ(55才)など、めざましファミリーが勢ぞろい。この日のためにスタッフが制作した映像を見ながら、会は3時間以上も続いたと聞いています」(テレビ局関係者) 

 送別会には、局の壁を超えたサプライズもあったという。 

「なんと日本テレビの『ZIP!』から花束が届いたんです。同時間帯に放送されているライバル番組ですが、MCの水卜麻美アナ(37才)からの手紙まで添えられていた。”宣戦布告”かと思いきや、実は三宅アナと水卜アナはたびたび食事に行く仲なんだそう。大先輩の長年の功績に敬意を表す手紙だったようです」(前出・テレビ局関係者) 

“めざましファミリーのお父さん”として慕われた三宅アナ。送別会では泣き出す面々もいたというが、中でも肩を落としていたのが、三宅アナの同期で、よき相棒でもある軽部アナだったという。 

「三宅アナの卒業には、長年ともに『めざまし』を支えてきた軽部アナが大きくかかわっている」と別のテレビ局関係者が声を潜める。 

「実は2021年の時点で、翌年に定年を迎える軽部アナと三宅アナには、局から『めざまし』卒業の提案があったんです。そのとき三宅アナは快諾したものの、軽部アナは首を縦に振らなかった。そして『番組が30周年を迎える2024年までは一緒にやろう』と三宅アナを説得したそうです」 

 1994年の番組スタート時からずっと『めざまし』に出演し続けてきた軽部アナには、ある思いがあった。 

「番組の大黒柱だった大塚範一さん(76才)が療養のため降板し、2016年には、『ZIP!』に視聴率トップの座を奪われるも、紆余曲折がありながら数年後に首位を奪還しました。 

 そうした歴史を見てきた軽部アナには、自分たちが同時に卒業すれば番組の“二枚看板”を失い、再び低視聴率に陥ってしまう心配があったのでしょう。そのため30周年までは2人で番組を引っ張り、三宅アナがやめた後も、しばらくは自分が残り、今後の道筋をつけてから卒業したいと訴えた。軽部アナは、定年後も伴走し続けてくれた三宅アナに心から感謝する一方、10月からの不在を悲しんでいますよ」(前出・テレビ局関係者) 

 後任は「日本で3本の指に入るアナウンサー」と三宅アナが絶賛する伊藤利尋アナ(52才)。彼が番組を引っ張る立場に成長したとき、次は軽部アナが決断を下すことになるのだろう。 

※女性セブン2024年10月17日号 

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