「同じコンテスト出身」「近い出身地」と共通点が多いように見えて、まだ少し緊張感が残る犬飼貴丈と山下幸輝を撮り下ろし。共演するドラマ『私の町の千葉くんは。』（テレビ東京系）の設定に合わせて「こんなイケメン兄弟がいたら……」という、あなたの夢を形にしたグラビアです！
──今作でご自身が演じる役どころについて教えてください。
犬飼：ぼくが演じる悠一は、主人公・マチ（井桁弘恵）の高校時代の初恋の相手。原作を読んで、包容力や大人の余裕があるキャラなのかなと感じています。
山下：ぼくが演じる悠人は悠一の弟です。一見ミステリアスに見えるけれど、マチ先生にまっすぐ惹かれている高校生です。ぼくも好きなものにまっすぐなタイプなので、共感できます。
犬飼：マチは悠人に悠一の影を重ねているので、2人のしぐさや雰囲気が似るように、動き方を作りながら撮影しています。
──撮影の合間など、2人でどんな話をされるんですか？
山下：まだ撮影は始まったばかりで、同じシーンがなくて……。
犬飼：まさに今日、山下くんはラーメンが好きと聞きました。
山下：好きです！
犬飼：ぼくも好きなので、同じシーンのときは好きな食べ物の話をしようかなと思います（笑い）。
Q＆Aで、2人の共通点を探ってみた！
Q.今回、兄弟役を演じますが、素の自分は兄タイプ？ 弟タイプ？
犬飼「年上のかたといる方が自分的にも気を使わないでいられるので、そういう意味では弟タイプなのかなと思います」
山下「実際に姉がいて『かわいい、かわいい』と言われて育ってきたので、ぼくも弟タイプ。でも『美しいお兄さん』って言われるようになりたいです。頑張ります（笑い）」
Q.共にジュノン・スーパーボーイ・コンテストのご出身ですが、仲間意識はありますか？
犬飼「同じ学校出身のような、同郷のような感覚はありますね」
山下「確かに。普段から意識してるわけではないですが、ジュノンボーイ出身の俳優さんと共演したときに、距離が1つ縮まる感じはします」
Q.休みの日の過ごし方は？
犬飼「趣味が漫画、アニメ、音楽なので、どちらかというとインドア派。でも、山や川に行くのも好きです」
山下「ぼくはロードバイクが趣味です」
犬飼「そうなんだ。ぼくもいま、ロードバイクが欲しいなと思っていて。自転車メーカーとかお店にも詳しい？」
山下「いや、詳しくないっすね……」
犬飼「そうか……。教えてもらいたかったのに残念（笑い）」
Q.お二人とも西日本出身ですが、地元の方言で好きな言葉は？
山下「えっ。犬飼さん、全然方言が出ないので、東京出身だと思ってました……！」
犬飼「徳島県出身なんですが、標準語の人に囲まれてると出ないですね。標準語の中で1人だけ関西弁だと、めちゃくちゃ我が強いやつと思われそうで（笑い）」
山下「ぼくは大阪出身ですが、自分が使ってる関西弁よりも強い、播州の方言が好きです」
犬飼「ぼくは『いぬ（帰る）』っていう方言が好きです。深い意味はないんですが、名字が“いぬ（犬）飼”なので」
【プロフィール】
犬飼貴丈／1994年6月13日生まれ 30才。2012年に第25回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」グランプリを受賞。2017年に『仮面ライダービルド』（テレビ朝日系）でテレビドラマ初主演。主な出演作に『完璧ワイフによる完璧な復讐計画』（MBS・TBS系）、『’95』（テレビ東京系）、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』（日本テレビ系）など。
山下幸輝／2001年11月7日生まれ 22才。2020年に第33回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でファイナリストとなる。主な出演作に『ビリオン×スクール』（フジテレビ系）『君の花になる』（TBS系）、など。9月6日にデビューした5人組ボーイズグループ・WILD BLUEのリーダーも務める。
撮影／三宮幹史 取材＆文／井上明日香
※女性セブン2024年10月17日号