10月7日、人気お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二（41）が不同意性交と不同意わいせつの容疑で書類送検されたことが報じられた。報道を受け、同日、所属する吉本興業は斉藤のマネジメント契約を解除したことを発表した。
「斉藤は今年7月、テレビ番組の撮影に使うロケバスの中で、20代の女性に性的暴行をした疑いが持たれている。任意の取り調べに対して、『軽率な行為で、相手や家族に迷惑をかけたことを反省している』などと話しているようです。
吉本興業のホームページを見ると、ジャングルポケットのプロフィールからは、すでに斉藤の姿が消えています」（全国紙社会部記者）
事件直後の8月上旬、ジャンポケはある企業が主催するイベントにゲストとして参加していたという。イベントに裏方スタッフとして関わっていた女性が、当時の斉藤の様子をこう振り返る。
「このイベントでは、毎年芸人さんがゲストでネタを披露してくれるんですが、今年の夏はジャンポケの3人が来るということで、私もとても楽しみにしていました。斉藤さんは特に変わった様子もなく、キャラクターもテレビで見たままというか、いつも通り普通に仕事をこなしていたように見えましたね」（スタッフの女性、以下同）
“鉄板ネタ”披露も妙な雰囲気に
むしろ肝心のステージは斉藤の“一人舞台”に近い状態だったという。
「会場には数千人規模の観客がいて、立ち見客が大勢出るほどの大盛況でした。毎年、このイベントでは芸人さんが話し始めると会場は笑いに包まれるんですが、今回のジャンポケさんのネタでは、これまでにないほど会場が盛り上がっていなかったんです。
斉藤さんは鉄板ネタの『ハァ～イ！』もやっていましたが、かなりスベっていました（笑）。途中から斉藤さんがほぼ1人でしゃべり続ける展開になり、妙な雰囲気でした。今思えば、事件直後の“リアル”な姿だったのかなと」
そんな状況のなか、斉藤はこんな行動に出たという。
「ジャンポケお得意の体操ネタ“ストレッチャーズ”が披露された時、会場に来ていた小さいお子さんたちに『みんなで一緒に曲にあわせて体操しよう！』と声をかけ、20人くらいの子供たちをステージにあげて一緒にはしゃいだり、戯れたりし始めたんです。テレビに出ている芸人さんとステージに立つことができて、子供たちはみんな喜んでいて、とてもなごやかな雰囲気になったんです。
だから、今回の斉藤さんの事件の話を聞いたら一緒にステージではしゃいでいた子供たちがショックを受けるんじゃないかって、裏方をしていたメンバーが心配していました」
斉藤の今後の動向、真相解明に注目が集まる。