パリ五輪の競泳女子でパラグアイ代表を務めたルアナ・アロンソ(20)。女子100mバタフライの予選に敗退した後、引退を突如表明した。電撃発表の直後、今度は選手村を“追放”される騒動を巻き起こし、大きな話題になった。ルアナがパリ五輪の際に問題になったのは競技後に、“不適切な行為”があったからだ。競泳関係者が解説する。
「ルアナは、パリ五輪期間中のディズニーランドを訪れた写真をInstagramにアップしていました。大胆なミニスカートを履いている写真ではありましたが、スカート丈よりも、他選手の種目がまだ残っているなかでレジャーを楽しんでしまったことが“不適切な行為”として問題になったようです。パラグアイ五輪委員会から『選手団内に不適切な雰囲気を醸成する』と判断されてしまったといいます」(競泳関係者、以下同)
パリ五輪をきっかけにすっかり“お騒がせ”なイメージが広がってしまったものの、今後の活動は安泰だとみられていた。
「競泳は、他のスポーツに比べて、現役時代や引退後に大きな収入を得るのが難しいと言われています。プロリーグもなく、水着には広告出稿できる“面積”が少ないこともあり、スポンサーもつきにくいからです。
しかし、もともとルアナのInstagramには80万人のフォロワーがいましたが、“追放”騒動をきっかけにさらに増加し、いまやフォロワー数は110万人以上に。華やかなルックスの持ち主なので、アパレルなどを中心に大手企業の注目度も高いはずです」
ルアナは一体どのような活動を始めるのか。彼女が選んだ場は、会員制SNSだった。しかし、それがまた騒ぎになっている。
「10月に入り、ルアナは会員制SNSへの投稿を始めました。ファンクラブ的なサブスクリプションサービスに課金すれば、彼女の写真や動画が楽しめるというのです。しかし、その会員制SNSというのが、大人向けのコンテンツで有名な場だったのです」
ルアナが開設したファンクラブの会費は、月額35ドル(日本円にして約5300円)と決して安価ではない。会員向けコンテンツでは、美ボディをあますことなく披露しているという。
「トレーニングに励む様子や、プライベートの写真を投稿しています。膝上20センチもあるようなミニスカート姿や、ぴったりしたトレーニングウェア姿など、正直なところ目のやり場に困るような大胆な写真がたくさん投稿されています。ただ、一線を越えるようなコンテンツは一切ありません。
ルアナが利用するSNSは、過激なイメージが強いですが、全年齢向けコンテンツを展開するユーザーも多くいます。一瞬ギョッとしましたが、彼女の実際の投稿内容を知って胸をなでおろした競泳関係者は多いのではないでしょうか」
引退後は勉学に励むようだ。
「政治学の勉強をして、政治の世界からスポーツにアプローチするのが将来の夢だと聞きました。ファンクラブの会費は、学費の足しにするのかもしれません」
過激SNSで大胆すぎる第2の人生が始まるわけではなかったようだ。